両者とも、ほんの少しずつ重なり合った世界の一部が関係し、共に影響しあっています。何が、彼らをそうさせたのか。それをちょっと考えてみるのもいいかも。
一部の登場人物の過去がちょっと見えてきたり、とある人物達の会話が絶妙だったりと「おおっ」と愉しませてくれる場面がちらほらとありました。以前以上に、人物描写がよかったかな。この人は、こういう人物なんだな、というのが随分わかりやすくなっていたと思います。
お馴染みの顔ぶれに、また新しい顔も加わり、何やら今までとは違った方向性も示しつつ、世界が深く広くなりました。