本書は東大出身の家庭教師が考えた思考法であり、東大流の思考法ではない。

　結論からいえば、買い！である。しかし、新作かといえば、焼き増しである。

　「Plan Do See」という思考パターンを「決める・やる・見抜く」と置き換え、順番を「見抜く・決める・やる」と入れ換えたにしか過ぎない。しかしながら、その見抜く・決める・やるという一つ一つを著者なりに創意工夫し、全体として思考法として打ち出しているあたりはすばらしい。

一読するには十分価値のある一冊です。

読みやすい本で、スラスラ読めた。

特に目からうろこ的な内容ではなかったが、実際に手を動かしてアウトプットしていくことの大切さには学ぶべきところがたくさんあった。

一度はこの著者の本を読んでみてもいいと思う。