気が向くと、何回も読み返しています。

目次だけを見れば、簡単な登山史からさまざまなテクニック（主に登攀系）を網羅した技術書ですが、それ以上に「山に登るときは自分で考え、理解し、判断する」ことを徹底して欲しいという筆者のポリシーが伝わってくる一冊です。そういった意識の薄い人にはおせっかいで読みにくい内容かもしれませんが、危険を認識した上で山に行く人には、それこそ全員に読んでもらいたいと思う内容です。