人気、実力とも申し分ないG・オルブライトの、ジャズアルバムである。＃１〜５まではライブで、特に冒頭の「INPRESSIONS」は魂にずしりと来るできで、すばらしい！＃２「Georgia On My Mind」ではテナーに持ち替えて、情感たっぷりに歌い上げる。ここら辺に黒人特有のアーシーさを味わうことができる。オルガンのパトリック・モレンがすごいプレイを聴かせる。もちろんエレキベースにロックドラムなのだが、アルブライトの疾走するアルトは、十分にコルトレーンを消化したものだ。＃６〜１０までは、スタジオ録音で、＃９までは、なんとピアノがジョー・サンプル！、ドラムはハーヴェイ・メイソン、テナーにカーク・ウエイラムという豪華布陣！この布陣で、演奏が悪かろうはずがない！！ちなみに、シンセには、デレク・中本という日系人もクレジットされている。＃１０の「My One And Only Love」は違う編成だが、聴き応えがある。
これは、車の中で聴いてもスカッとするアルバムだ！！

フュージョンアーティストのジェラルドが名曲ジャズを吹きまくる。
Impressionsもc Jamm Bluesも豪快でおまけにかっこいい。
今までの、ジャズテイストと一味違うところが良いです。
ホント、この人のＳＡＸのテクニックとサウンドは今までにない新鮮味が味わえますよ。