楽典の本を読むのは初めてだったのですが、イラストや実際の楽譜に書き込まれた解説のお陰で、本当はきっと難しい事なのだと思いますが、スラスラと楽しく読めました。CD付きなので、本に書いてあることをすぐに耳で確認でき非常に理解しやすかったです。名曲が収録されているので得した気分にもなります。楽典の勉強の目的で購入しましたが、こういった知識があるとクラシックを聴くときの注目点も増えて、もっと楽しく音楽を聴けるようになりました。

著者の坂口です。拙著に興味をもっていただき有り難うございます。本書では、限られた紙面ながらできるだけ無味乾燥な説明にならないよう、「なぜ？どうして？」に少しでも答えられる紙面作りを心がけました。まったく音楽に初心者の方から、昔ちょっと勉強したけれど忘れてしまったという方などまで、様々な方にご活用いただければ幸いです。まだまだ著者の力不足もあり、不十分なところも多々あると思います。お気づきの点がありましたらご指摘いただけるようお願いいたします。
ある読者の方から、このような感想をいただきました。「かゆいところに手の届くような親切な叙述で、しかも小生持っている音楽之友社の楽典と比較しても説明が深く掘り下げられていて、高校生の頃にこんな本に出会うことが出来たら、どんなに人生が豊になることかと思います。」
どうかページを開いて、ＣＤをかけ、興味のあるところから、楽しみながら見ていってください。楽典の世界はあなたの音楽観をもう少し深くしてくれるものと信じております。

「楽典」というと堅苦しくて難しそう…と思いがちですが、
この本を読んでいくと画期的な解説やイラスト入りで楽しく自然に理解できます。
特につまずきやすい和音や音程、シンコペーションの章はとてもわかりやすくて目からうろこでした！！
CDに収録されている名曲を聴きながら実践的に学べるのは感動です。
今までにない楽典の本ですね。これから楽典を学ぼうとする初心者にも経験者にもお薦めです☆☆☆☆☆