青春の思い出
★★★★☆
念願のすばる360を手に入れ(S44年製)、この本を読んで40年前の車が、今も
快適に動くことに感動しました。
スポーツカーから軽トラまで。昭和の名車、珍車、迷車、普通の車46台、イッキ読み!!
★★★★★
ここに登場する46台の車に関しての思いは、年代によって分かれるはずである。40歳間近の私にとって、‘60年代の車は「写真で見たことがある」、’70年代の車は「走っているのを結構見たことがある」、‘80年代の車は「自分で(中古を)買って運転していたことがある」である。
幻の名車から普通の車に迷車に珍車。スポーツカーから軽トラまで。著者は様々な車に試乗するためにオーナーのところまで出向く。そして、その様子を実に楽しそうにレポートしている。
‘60年代の車は、自分には遠すぎて単にうらやましいなとしか感じなかったりするのだが、‘70年代になると、走っているのを見たことが結構ある車が多くなるので何だかムズムズしてくる。そして、’80年代になると中古で買って運転したかったがその機会がなかった車(‘84年型ランタボやそれとは全く趣の異なるピアッツァ)も登場してくるので、うらやましいを通り越して嫉妬すら感じてしまった。
罪な本だな、これは。
2000GT・ヨタ8→MR2
★★★★☆
お約束の2000GT・ヨタ8にはじまり割と新しいMR2までイッキ乗り!!下野さんゆえ、スポーツカーに乗るときはやや高揚気味なのは当然だが、乗る機会はおろかお目にかかる機会すらほとんどないマシンばかり。
惜しむらくは一台一台の紙幅がちと少なすぎる→もっと語って・2000GT!
古き良きクルマたち
★★★★★
1BOXに代表される、外見は冷蔵庫みたいな車ばかりが目立つ
現代のクルマ市場。その性能、耐久性は昔に比べて格段に進歩したが、
クルマ好きにとって乗ることは勿論、保有する事にも喜びを見出せる
クルマが、果たして新車の中にどれほどあるだろう?
日本の高度成長期からバブル期突入までに昭和を彩ってきた名車を、
自動車雑誌「NAVI」での評論で名高い下野(かばた)氏が
楽しいエピソード等を交えながら解説してくれる、旧車ファン必見の一冊。
ミニバンに慣れた今の目から見ると、昔のクルマのデザインって、結構新鮮。
特に名車として名高いトヨタGT2000や、スバル360には恐れ入った。
カウンタックのデザイナーとして知られるガンディーニ氏も高く評価した
ホンダシティ、こんなのは是非復刻版作って欲しいと思ってしまった。
愛着ある車は大事に乗りたいものです。