インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

貧乏人は家を買え! (講談社BIZ)

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
嫌なタイトルだが金銭に対する姿勢は見事な本 ★★☆☆☆
余りにも人を馬鹿にしたタイトルですが、
金銭に対するシビアな姿勢、考察は見事な解説です。

「銀行に預金するのは損」「支払利子は財産形成のさび」と本質を解説した本は久しぶりです。
他にも「タワーマンションの価値は上がりにくい」「リフォームでは価値は上がらない」
不動産投資に対する考察は見事としか言いようがありません。

ですが 1.大都市圏で人気のあるエリア以外は価値が無い、所有する意味が無い(P.90)と言っているが
      当然人気のエリアは地価は高い。生半可な金額では借地すらできない可能性が高い。
    2.一般人とは生活環境が違いすぎる点が考慮に入っていない。親族や配偶者(特に奥さん)に押し切られる
      ような形で夢のマイホームを購入に踏み切るのだが、「貧乏タイプ」と言い切られると身も蓋もない(P.22〜29)
      それがお金に困る一般人なのです。著者の環境とは違うでしょうけど

 つまり、一部の富裕層に独占されている人気エリアはよほどの事がないと一般人には手に入らない。日本の90%以上が無価値エリアになるので
     貧乏は貧乏のまま それならば、高収入の職に就けるのならどんどん引越しをするアメリカンスタイルでもかまわないし、賃貸でもよいのでは?

 賃貸派の私としては「資産価値のある高級不動産が買えないのは貧乏タイプ」と現実をハッキリと書かれると
 反論がほとんど出来ないため評価を下げるしかないのですが、持ち家派の方には福音となるでしょう。