大都会なら、ありとあらゆる種類の料理店やら食材を扱うお店が林立していて、その日の気分で好きな料理を堪能できますが、私のような地方在住者はなかなかそうはいきません。　元々料理を作るのは好きな方なので、チャーハンとか天津飯とかの中華料理をレシピを見ながら作っていたのですが、先日本屋さんで見かけたこの「ベトナム家庭料理入門」に魅力を感じて買い求め、早速あれこれ作ってみました。（笑）　
　ベトナム料理は中華料理ほど脂っこくなく、また漢方薬みたいな味付けも少なくてとても美味しいです。　「里芋スープ」とか「牛肉しゃぶしゃぶ」なんて、ある日食卓にのぼってもこれがベトナム料理だと気づく人は少ないのではないかと思います。（笑）　ただ、独特の調味料、「ヌォック　マム」と呼ばれる魚醤の香りとか味に違和感をもつ方がいらっしゃるかもわかりませんが、これもすぐに慣れる方が殆どだと思います。　醤油や味噌が日本の代表的調味料であるように、この「ヌォック　マム」はベトナムを代表する調味料ですので、是非お試しください。
　最後に、「蟹のビール蒸し」とか「貝の甘辛ソース」、「牡蠣のガーリックソース焼き」など、呑兵衛さん垂涎のレシピもありますので、一冊この本がお手元にあると大変重宝されることでしょう。
　ベトナム料理万歳！　\(^_^)／