内容が偏りすぎている。

中国の兵隊は礼儀多々しく、捕虜を扱うなどと書いてあるが、
戦前から度々日本軍にテロ行為を行い、
通州事件や済南事件で日本人の目玉をくり抜いて惨殺したり、
手に穴を開けてロープで引きずりまわした残虐な歴史がある。
更に日本兵捕虜をタコ殴りした後、人民裁判とやらで2週間後に射殺している。
そして終戦時は武装解除した10万名の日本兵や、
引き上げの日本人を散々虐殺しておきながら
中国兵のどこが礼儀正のかさっぱりわからない。
どういうわけか極めて反日的な内容である。

日中戦争に出征した金子さんの証言記。

強姦、略奪、虐殺・・・金子さん自身も蛮行に手を染めていた。だが何も語らず、証言しないあなた方の祖父たちに比べてなんと勇気ある人だと感じた。
（もちろん彼のしたことは許されざることではあるが）

15年戦争の残虐な一部を知るために是非読んでおいてほしい本です。