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刑事法入門

価格: ¥2,310
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東京大学出版会
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結果無価値論の刑事法入門最適書 ★★★★★
この刑事法入門の最大のウリは、何と言ってもその図表や写真・データ掲載数
の豊富さにある、といっても過言ではないだろう。
そのため、初学者のみならず刑事法全般に関心のある人が最もとっつきやすい
本であると言えるかもしれない。
実際、私が刑事法入門書として最初に購入したのもこの本である。
しかしながら、その記述は結果無価値論に依拠していると思われる箇所が
多々見られる。木村先生は前田先生と考え方がかなり近いため、当然といえば
当然である。そのことはまず念頭に置いておかなければならないだろう。
とはいえ、本書は内容的にはあくまでも基礎的なレベルのものであるため、
そうした学説の違いはあまり気にならないかもしれない。
ちなみに、刑事法全般に関心を持っているだけなら、最初から順に
読み進めていっても良いと思われるが、将来司法試験を受験しようと
考えている人などは、ちょうど真ん中辺りの第10章・犯罪とは何か辺りから
読み進めていくのが、理解をするうえでもベストなように思われる。
というのも、本書の前半部分は刑事政策や犯罪の現状に関する概観であり、
刑法学習のメイン内容はこの本の中盤以降に書かれている部分だからである。
いずれにしても、刑事法全般の現状をとりあえず頭に入れておきたい人や
結果無価値論を採って学習しようと考えている人にとっては、
現在出版されている入門書の中で本書は最も適しているように思われる。
気軽に読めます ★★★★☆
導入は、何曜日にどんな犯罪が起こりやすいか?といった法律に全然関係ない統計記事で読者の興味を惹き、あとは刑法と刑訴法を図や新聞記事入りでざっと総ざらいといった感じです。
基本的に易しい語り口ですので、学部なり予備校なりで刑法の基礎知識をつけた人にはちょうど良い読み物だと思います。そんなに厚くないですし。読書気分で刑事法の復習に最適だと思います。

あと、4コマ漫画も少し入っていますが、意外と考えさせられる内容で、一読の価値ありです。

判り易いのですが… ★★★☆☆
犯罪件数・発生時間帯・犯罪実行者の年齢等,統計データによる比較も多数ありました.
一見,誰にでも理解出来そうに思えます.
しかし,当然のこととも思いますが…
法律専門用語も多用され,ある一定の刑法知識が必要となると感じました.
入門書とは呼べない,ある程度の高レベルの本だと思います.