確かにこれを一通り読めばbashをある程度使えるようになると思う。
ただ、

「○○は次の章で説明する」「○○は(ずいぶん先の)章で説明する」機能を使うと、この問題はたやすく解決できる。

　……というように、「後で説明する」という便利解釈に頼りすぎている気がした。
　このため、常に謎を抱えながらダラダラと読まされている感がいつまでたっても払拭できない。
　読んでいてとても苦痛になってくる。

　原著がこういうスタイルで書かれているのかもしれないが、違った意味合いで根気を要すると感じた。

いつのまにかCshフィールドガイドをなくしていたので本書で補充した。
bashがパワフルであることを知った。
bashのユーザーとしては不足はないと思う。
抜き書きしてbashリファレンスを作ったが
本書はもっとコンパクトに作れたんじゃないかということで３点かなあ。

最近Mac OS Xを使い始めて，MacのデフォルトシェルがBashなので読んでみました．説明は簡潔にして的を得ており，サンプルの量も適切．入門用チュートリアルとしても使えるし，実際にスクリプトを書いているときに参照するリファレンスとしても有益．これ一冊あればBashを使うのに必要なことはほとんどカバーされている．Bashに関する決定版．