恐怖の大玉は帯の「これ一冊でエロの全てがわかる」と書かれていた通り、本当にこれまで私が知らなかった「エロ」というものがとてもわかりやすく書かれていてとても勉強になりました。この本はたくさんの章に分れていて、笑いもあり、切なくなるような話もあり、と盛りだくさんな内容でどれを読んでも、面白かったです。特に「ピンサロちょっといい話」の章が、今まで私が抱いていた風俗嬢のイメージを、変え風俗という仕事に対しての見方も新たなものになりました。読みやすさに関しても最高で、読書が苦手な私でも、すらすらと読むことができ、時々出てくる松沢さんの言葉がとても面白く、一人で読んでいても笑いだしてしまいました。読んでいて共感が出来たということも、面白さの一因だったと思います。これからも松沢さんの著書を読んでいきたいと思います。そして今後も楽しくて素敵な本をたくさん書いていってください。