以前からいつかしっかりと身につけたい、と思っていました。例えば、友達が子供の病気のことで話していた時、病名を聞いてもなんのことだかさっぱり分からない事もしばしばで、「すごい深刻なんだ」と思っても、知ってて当然のように話されては、話の骨を折るようで聞けませんでした。
これではいけない、あまりにも無知すぎる、自分の家族に起こったらどうするんだ、といつも焦るような気負いはありました。
又、父が白内障(今思えば)の症状を訴えていたのに、深刻にとらず、緑内障にまで悪化してしまった時、とてもくやしい思いをして、二度とこんなこ!とが自分の周りでない様に知識を身につけよう、と思ったのに月日は流れ、今ようやくこの本を読んで、こんなにも読み易く、私でも興味深く気軽に読むことができ、作者に感謝してるくらいです。作者の語りかけるような、それでいて謙虚な文章のお陰なのかもしれません。