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機動戦士Zガンダム外伝 ティターンズの旗のもとに 上巻 アドバンス・オブ・Z

価格: ¥924
カテゴリ: 単行本
ブランド: メディアワークス
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読みやすい ★★★★★
小説といえばガンダム関連の本しか読まない自分ですが
これは内容が淡白でスイスイ読めました。
Zはもちろんのこと1st、ポケ戦、センチネル、0083の話が出てきたりして
すごくハマりました。MSなんかもかっこいいのが出てきます。


A.O.Zシリーズの終点 ★★★★☆
連邦軍に新設された、エリート部隊ティターンズに入隊した彼は、
新兵器テスト小隊のパイロットとして配属される。
そこでは、新兵器の実戦での運用とデータ収集とが並行して行われる、
厳しい環境が待っていた。

というわけで、映画版Zと同時期からスタートし、
ホビー誌などでも展開してきたZガンダムの外伝となるシリーズ、
アドバンス・オブ・ゼータの現時点での終着点となる小説です。

ティターンズ系MSの開発系譜をつなぐ、
ガンダム「ヘイズル」をはじめとする各種MS・MAの詳細や、
Z本編の開始前から終戦までの物語に関しては、
もちろんこの作品でも描かれていますが、その他の媒体が詳しいです。
いくつかの場面で、他の媒体とやや異なる展開を見せますが、
大筋では統一がとれていると言っていいでしょう。

この小説の主人公は、連邦軍により軍事法廷にかけられることとなった、
あるパイロットの弁護を引き受ける、という状況からスタートします。

いくつかの容疑から死刑を求刑され、もはや意気消沈していた彼は、
主人公との会話を通じて、再び気力を取り戻していく。
それと並行して、主人公は彼の無実を証明するため証拠を集めようと試みる。
しかし、彼にとって不利なものを除いて、
証拠のほとんどは既に握り潰され、事実は捻じ曲げられて報告されている。
そんな中当時の状況を知るには、それを知る当事者を探すほかなかった。

その行為は、彼がかつて所属した小隊メンバーを再集結させることでもあり・・・。

彼の裁判を描く「現在」と、戦役時の状況を描く「過去」が交互に描かれ、
物語が進行していき、下巻と合わせて彼とその周辺のその後が描かれます。

彼のその後を決める裁判と、証拠・証人集めが焦点となるわけですが、
論理や展開の強引さは各所に感じました。

とはいえ、A.O.Zシリーズのその後を描いた唯一の作品です。
気になる方は手に取ってみてもいいのでは。
逆に、他の媒体を読んでいなくても大筋は十分に理解できますが、
彼と小隊メンバーに特別な思い入れでもなければ、別に読まなくても…とも。

はっきり言って、ガンダムの中でもマイナーな部類と思われる作品ですので、
入手できなくなる可能性は低くないと思います。
「隠蔽捜査」ガンダム版 ★★★★★
著者の人気警察小説シリーズ「隠蔽捜査」の舞台を、連邦軍の軍事裁判に置き換えた「ガンダム版」。
「機動戦士ガンダム」の第1作を観ていれば、続編「Zガンダム」を観ていなくても充分楽しめます。
大切なのは現在の法定シーンで、必要な事は書いてあるので、過去の戦闘シーンでモビルスーツの種類や人名など「?」があっても、こだわらずにスルーして読めば大丈夫です。

残念ながら「ガンダム本」にしては初版部数が少ないそうで、ガンダム本としての出版側の評価は高くないようです。 ならば、いっそ増刷分はアニメ的な表紙を改装してガンダム・ファン向けから、著者の警察小説シリーズのファン向けに変更した方が、書店でアニメコーナーでなく新書コーナーに置いて貰えるので、著者のファンの目にとまりやすく、作品の内容にも合うのではと思います。


めずらしいガンダムもの ★★★★☆
戦後における軍事裁判の問題点は東京裁判をオマージュしているのかも知れません。
この辺りのことはあまり書くとヤバいですが。

ガンダムものとして見た場合、ほぼ同時期に読んだユニコーンに較べると、
戦闘の描写が淡白で物足りなかった。ひとつの戦闘の描写が淡白なわりには戦闘シーンが多いです。というより昔のシーンはほぼ戦闘のみ。
もっと法廷シーンに集中した方がよかったように思います。実際法廷シーンの方が読んでいて面白かった。
構成上の文句を書きましたが、ガンダムものとして戦後処理の軍事裁判を扱うという観点が
面白く、とても興味深く読めました。
宇宙世紀の軍事法廷物 ★★★★☆
この本は、電撃ホビーマガジンに連載されていた「アドバンス・オブ・Z ティターンズの旗の下に」の小説部分を単行本化したものです。登場する機体の作例などは載っていないので、それを期待する方は、ムックの方を購入することをお勧めします。
ストーリーは、現在のグリプス戦役後のエリアルド・ハンター中尉の軍事裁判と過去のティターンズテスト部隊の活動が、交互に記述されています。これは連載当時の体裁そのままということで、裁判編でエリアルド中尉が問われている罪状の実態が、テスト部隊編で読者に明かされます。
本の内容が小説部分に限定されたことによって、軍事法廷小説の色合いが強くなっています。
裁判は、元ティターンズ士官であったエリアルド中尉に対する死刑判決ありきで仕組まれたものですが、弁護人であるコンラッド・モリス法務官が困難な中で、エリアルド中尉の元同僚などの証人を探し出し、証言を得ることによって少しずつ提訴事実を覆していきます。
この辺りの攻防を楽しめる方にはお勧めの本です。