放映当時小、中学生でした。教室では女の子たちはみんな「キャンディ・キャンディ」の話題で持ちきりでした。東映動画（東映アニメーション）の歴史を語る上でなくてはならない作品だけに、収録されないのが非常に残念です。歴史の事実を大人の事情？とかで葬らないで欲しい。特にＥＤの「あしたがすき」が優しい感じの曲調で好きでした。当時、スーパーだったか、デパートだったか、レコード屋でしょっちゅうかかっていました。東映ＴＶアニメ主題歌の歴史に、この部分大きな穴が開いてる感じです。

昭和50年代の東映アニメのオープニング・エンディングの映像。

特にオープニング映像は重要な部分で、制作に力を入れているので奇麗だし見ていて楽しい。音楽との同期も考えられているからリズム感あふれる映像は見ていて飽きない。
音声(音楽)もできるだけ劣化がないように、気をつかっていると感じられる。そのために(あまりに音が悪いということで)映像を見る気をそがれることはまずないと思います。

私はもともと、ルンルン、ララベル、サンディベルの映像をみるためだけに買ったのですが、他の見たことのあるアニメの映像も見てみるとやっぱり懐かしいですね。そして、これらのアニメの多くが外国でも放映され認められているのをOP/ED映像からだけでも感じられます。

自分が小さすぎて全く記憶にないものも実は入っています。(あるいは見なかったアニメも)
しかし、順番に見ていくと東映アニメーションの進化が感じられるのが面白いです。

このＤＶＤの魅力は、なんといっても、ＶＨＳのときにはなかった「特典映像」が収録されていることだと思います。

私はこの頃のアニメ世代ではないのですが（まだ生まれてない）、この時代のアニメの歌は、アニメソングって感じがして好きです。かっこいいし。それにしても菊池俊輔さん作曲の歌が多いですな。（小林亜星さんも）
最後に１０００年女王のＯＰ・ＥＰは初めて聴きましたが、とてもいい曲だと思いました。

自分がアニメからちょっと離れ始めた時期の番組が多く、見たことが無いものや、まったく知らない物がいくつかあった。
思い出が無いと、昔のアニメの歌は哀しいくらいマヌケに聴こえる。
という、まったく勝手な理由で星みっつ。

「グランプリの鷹」は、オープニングもエンディングも傑作だと思う。
レースアニメが多いのはこの時期の特徴だろうか。

「コンバトラーV」と「ボルテスファイブ」が東映アニメというのは知らなかった。