地運、外運など項目別による解説はこまやかで、初心者にも解りやすい言葉で書かれている。
実在する人たちの検証も入っていてかなりリアル。
画数が凶と出ても凶を回避する方法も書かれてあり
生まれた時につけてもらった名前が凶画で、気にしていた私はとても救われた。
名刺や表札などを変え「通称」としての名前をもう1つ・・・というのだが
なかなかそこまで出来ないという人でも、選ぶ職種によって凶も吉と転ずるらしい。
あなたの欠点も利点になる!という著者の発想が、単なる「占い結果」だけにとどまらず
今まで悪い名前と言われていた人に救いをもたらす一冊かもしれない。
しかし、「五行(木、火、土、金、水)」の解説は書かれていない。
画数だけで解説されているため、まったく姓名判断にふれた事の無い人が
入門書として(興味を沸かせるため)読むには良いが
プロになるための勉強には適さないと思う。