表紙を見て素敵！と思って購入しましたが、大当たり！（＾＾）
絵も最高に素敵で、内容もグッドなら買うしかないでしょう！
二人やその他の仲間がとてもいい味を出しています。
魔法といっても、「呪文を唱える」とか、「マジックステッキからビームでます。」みたいなのではなくて眼で見ては分からないもの。
誰がどんな能力を持っているのかじわじわ分かるのも楽しみの一つですね。
結構能力がユニークなので、ありきたりじゃないのが面白い。
学園ものだけど、はじけエロでもなくてシリアスよりだと思います。
でも、そんなに重くはないよ。
文句なしのエリートな攻めの一途さが最高です。
かっこよくて、強くて、頭良くて、一途なんて文句なしです。
受けはぶりぶりしていなくて、さっぱりした男の子といった感じ。
私もあんな風に一途に思われたい！（＞＜）
絶対続編が出て欲しいです！

舞台は魔界のｴﾘｰﾄたちが通う学園。主人公の日夏は人間と魔女の子どもで、しかも半陰陽。一族から除け者扱いされているうえ、祖母から結婚相手を探せと言われた日夏の前に現れた男は…という感じのお話。

すごく読みやすいし、魅力のある登場人物が多いので楽しめた作品です。冒頭にちょっとしたﾊﾞﾄﾙｼｰﾝがあるんですが、それがｽﾊﾟｲｽになって恋愛ﾓﾉだけれど甘すぎない雰囲気になってるのが良かったなと思います。攻の能力を利用したｲﾀｽﾞﾗｼｰﾝが見どころです。

ただこの１冊にまとめるには、無駄な設定が多かったです。2,3度しか登場しない人物の説明をするのに、やれこの派閥は大きいとか、この一族の力はどうのとか、すごい能力を持っているとか言う割に全くその強さを出すｼｰﾝがない。派閥もその一文でしか紹介されない。
もっともいらなそうなのは主人公の半陰陽設定。別に魔界の人なんだから、やたらとﾘｱﾙな設定つける必要ないのでは？と思ってしまいました。ｴﾛｼｰﾝ後の会話でも、魔界の人特有の身体機能などの設定が出てきて、ますます必要ない感じがしました。でも決して設定自体がおかしいというわけではないので、続編があればいくらでも広がっていきそうだから面白くなる気はします。なのでちょっと期待して★４つ。

文章を書きなれているな、とは思うのですが、
どうにも
「退廃的に見せたくって仕方ない！」っていう作者のおかしな意気込みが
じわじわ伝わってきてつまらない。
退廃的っていうのは、なんていうんでしょう、
さめてる、とか、すかしてる、とか。
そういう感じ。かっこよく見せたい、というべきか。

こういうのは、オシャレ系路線のＢＬサイトでよく見かけるし、
タダで読める分、そっちのが優秀だと思いました(笑)

　当たり作でした。
カズアキさんのイラストに引かれて買ったのですが、想像以上に楽しめた一作。
購入してから裏を見て、☆魔女っコ系☆かと思って一瞬青ざめましたが…大丈夫でした（笑

　学園ファンタジー物に入るのでしょうか？
魔女とか吸血鬼とかを、わざとらしくなくキャラの色として使ってるので、登場人物達は普通の高校生考えていいです。
（それぞれ不思議な能力はありますが。）
　主人公は魔女と人間とのハーフで、見た目は小悪魔ちゃん系。
中身はしたたかな感じで、出生の事もありちょっと斜に構えている所があります。
攻めは外国帰りのエリート君。頭がよく、Ｓチックな所がありますが、基本的に受けの事を考えて動いてくれる子です。
ただ彼は編入してくる設定なので、出会ってから好きになる過程が短かく、少し説得力に欠けるところがありました。

期限までに花婿探さなくちゃ！とか言ってますが、ノリはなんとなく…ＳＰダッシュ文庫と言うか…
じめじめした設定もあるのですが、書き方がさっぱりしているせいか暗い話に余りなっていませんでした。
文体はＢＬ的要素を廃したらライトノベルで出せそうな雰囲気ですので、学園物でさっぱりとしたＢＬが読みたい方にオススメしたいかも。
サブキャラが皆美形なのもいい点の一つですね。
続きがもし出たらまた読みたいと思える作品でした。