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美学のオセロ

価格: ¥1,260
カテゴリ: オンデマンド
ブランド: 碧天舎
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オセロの棋譜は未成熟 ★★☆☆☆
自戦記解説では、大局観のつもりか感覚で述べる部分が多く、手筋の解説が少ない。変化ではないのに→で手順を示す、変化の手順(例えば囲碁なら、白22でAならば…、Bならば…、などと図も用いて書くところ)でも本譜の手数(○数字)で候補手を示し、検討手順と本譜の区別がしづらい、エッセイが頁の下半分を占め、大判の良さが活かされていない、など、将棋や囲碁の棋譜解説に比べ、大きく遅れている。オセロの本質の問題か、九段でもこの程度の自戦記になるのか、オセロ界がいまだ発展途上であるのか、オセロの今の限界が見える気がする。「おわりに」によれば児童センターでの普及活動にも配慮し、「はじめに」によれば、オセロの基本的な考え方と18の棋譜を載せたとあるが、およそ半分が半自叙伝的エッセイであり、残念ながらその人生訓的内容は薄いものである。ボリュームの割りに値段は安いのだが。
人生本です。 ★★★☆☆
この本はオセロを題材にしているが、本質は哲学本。
著者・坂口氏の哲学(坂口イズム)を堪能したい方が最適な読者。
オセロ技術は本稿の主題ではなく、副次効果を期待するに留めるのが無難。

したがって評価はニーズにより異なり、
・坂口イズムを学びたい方 ★★★★★
・オセロを学びたい方   ★★☆☆☆

一般的には★★★☆☆の期待度が最適だろう。