綺麗&優しい&爽やか。
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某音楽雑誌で存在を知り、このアルバムで初めて安藤裕子さんの歌を聞きました。
曲の雰囲気としては、爽やかな曲やしっとりした曲で、裏声が優しくて好き。
僕は特に「“I”novel.」が結構ツボでした。
この1曲だけでも是非聴いてみて欲しいです。
最近癒しを求めている。
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前はROCKばかり聴いていましたが、最近は癒し系。癒しっていってもそれなりにこだわりがあり、声に特徴があり・100%の力で唄っていて・歌詞や曲に魅力がある、そんなものを選んでいます。安藤裕子さんは、まさにぴったり。いつ聴いても飽きがきません。今回は新品をとても安くGET出来たので、とっても嬉しいです。
個人的にはこのアルバムが一番好きです。
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私は、誰が歌っても同じような曲を歌う歌手が近頃、多いなぁ。退屈だなぁ。キーッ。と、思っておりました(単に、ポップスに対する了見が狭いだけかもしれませんが…)。このアルバムを聴くまでは。
近頃、退屈だなぁ。と、思われている方にオススメしたい一枚です。
詞が寓話的で、せつないメロディー
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日本語詞にこだわったような作りになった今作はとても好感がもてました。英語詞も得意なのは分かるのですが、彼女しか出来ない世界観を出すには今作のようなものが良いです。特に全作品に言える事なのですが、ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」のような力強いタッチのピアノ、コード感がとても大好きです。詞が寓話的で、せつないメロディーをつむぎだすアーティストってなかなかいないので、なるだけ多く作品を残して欲しいと思います。あとアレンジャー、エンジニアの方に一言、貴方たちの仕事は素晴らしいです。
割れないシャボン玉
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切なさと暖かさのある楽曲に、力強い歌声が、
フワフワと、それでいて真っ直ぐに高らかに響く。
覚束なさも、消えそうな儚さも無く、凛と。
そんな1枚のアルバムになっています。
安藤裕子の鋭利で真摯な世界を見る目は健在です。
今までのアルバムでは「強さ」と「優しさ」の2パターンの曲を
共存させていましたが、今回は「優しさ」の方の曲のみでの構成になっております。
それは、過去のアルバムの彼女の名前をどこかにもじったアルバムとは違い、
コンセプトを決めて編集されたものだと言っていいと思います。
なので、どちらかというと安藤の「強さ」の属性の楽曲が好きな方にはちょっと
物足りないかもしれませんが、その嗜好抜きにしてしまえば
確実にキャリアに比例した完成度だと思えます。
尚、同様に安藤裕子の名前をもじったタイトルではないアルバム
「Middle Tempo Magic」と対比してみると面白いかもしれませんよ。