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社会学

価格: ¥3,780
カテゴリ: 単行本
ブランド: 而立書房
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社会学のバイブル ★★★★★
二段組で800ページ以上という、特大ボリュームボリュームの社会学入門書です。

グローバル化、ジェンダー、エスニシティ、階級、マスメディア、教育、都市など
社会学の重要分野の最新の研究成果が幅広く紹介されていて、
それぞれにギデンズの「評定」が入っていて非常に勉強になります。

訳文についてですが、確かに所々に人名のミスが散見されました(アニュエル・カステルとか)。
しかし文章自体は平易で分かりやすく、特に理解しづらい部分はありませんでした。

訳者の方も書かれていますが、既に独自の理論で世界的に有名な社会学者の中で、
これほど初学者教育に熱心な研究者は、ギデンズの他にいないのではないでしょうか。
社会的想像力の養成 ★★★★☆
文化的差違の認識、政策効果の査定評価、自己啓発の手段として社会的な想像力を養成するために、文化、家族、民族、階級など、人びとの形づくる社会生活や集団、社会についてモダニティ(近現代)の視点から網羅的に概説されていました。

マルクス、ウェーバー、デュルケムという社会学の泰斗を中心に社会学の諸理論の紹介をしながら、具体的な事例も多く列挙されているので理解を確かめながら読むことが出来ました。また各章末には「まとめ」に加え「考察を深めるための問い」もあり、奥行きも深い書物だと感じました。

グローバル化についても様々な視点から解説されています。『私たちはグローバル化という条件のもとで、私たちが能動的に自分自身を組成し、自分のアイデンティティを構築しなければならない』という指摘にグッときました。
現代社会をひも解く一冊 ★★★★☆
分厚さに長いこと腰が引けていたが、読み始めるとぐいぐいと惹きこまれた。社会学の教科書としては素晴らしい。ただし、世界中万遍なく網羅しようとの努力は感じるが、どうしても欧州中心、英国中心になりがちで、日本人の読者としてはしばしば疎外感を味わう(グローバリゼーションのところで突然、大前研一が出てきて驚かされたりもするが)。また各章に設けられた読書案内の推薦図書の大半が英語文献だというのも、当たり前かも知れないが寂しい。せっかくの翻訳作業なのだから、日本人向けの本を紹介するというサービスがあればありがたかった。また装丁だが900ページ近い本は持ち歩くにも、読むにも難儀した。私は途中から各章ごとにバラバラにしてホチキスで留めて持ち歩いたが、初めからこうすれば良かったと思った。丁寧に切り離せば糸綴じがそのまま使えてホチキスで留めなくとも扱いやすい。一通り読むと、現代社会の様子が世界規模で理解できるので、社会学専攻の学生はもちろんだが、社会学に興味がなくても読む価値はある。
訳を改善してよ… ★★☆☆☆
 内容としては面白いし、分かり易い。社会学の入門書としては最適だろう。ただ、訳がひどい。逐次例示することは控えるが、例えばp508に登場する社会学者セネットの記載が途中からソネットになっていたりする。翻訳の過程上少々ぎこちない訳になるのはまだ仕方ないかも知れないが、校正を入れれば明らかに処理できるはずのミスが散見されるのはいかがなものか。第4版でこうしたミスが散見されるのは、あまりにお粗末ではないか?猛省を望みたい。ギデンズが泣いてます。
驚異の入門書 ★★★★★
 旧版を再読しないうちに新版が出てしまったので、やむなく購入しました(涙)。
 社会学とは膨大な研究領域を持つ学問であるにもかかわらず、この浩瀚な本を超多忙(であると思われる)なギデンズ教授が一人で執筆していることには非常な驚きを感ずる(ひょっとしたらゴーストライターがいたりして)。
 もちろん、分担執筆の方が専門的な視点が入る利点もあるだろうが、一人の社会学者が見たバランスのとれたパースペクティブが得られることは本書の最大の長所であろう。もちろん、反面手薄な領域があることは仕方がないし、入門書であればそれは許されるのではないか。
 もちろん、イギリスの教科書であるので、題材はイギリス社会であり、そのまま日本社会の分析に当てはめ難い部分もあるが、それは適宜読み替えればよかろう。同じ先進国(よくない言葉だが)として、共通の社会現象がみられていることも少なくないからである。
 非常にわかりやすい文章で書かれているので、独習用としても使える。読み進める上で特別な予備知識は必要とされていない。

 最大の心配は、二度読む前に、再び次の版が出てしまうのではないか、ということであるが・・・