毎回見る程の本ではない。
★★☆☆☆
このシリーズを初めて見たときには新鮮さがあった。
特に、今まで車に興味のなかった人が、興味を持ち始めるときには読み甲斐があると思う。
しかし、毎度読んでてNAVIまで見ていたら、とても買う程の価値はない。
また、半年刊になって質が落ちたことも気になる。
モデルチェンジしてガラリと変わったような車にも、前モデルの評価のままで書いている。
又、エンジンの形式名が同じだと、性格が変わっていても、以前のが搭載されていた車の評価をあてようとしている。
車種毎の評価はあまり当てにしない方が良いでしょう。
この本を参考にするのは・・・
★☆☆☆☆
徳大寺氏の、「間違いだらけの車選び」
この本は私感で言わせてもらえれば
全くと言っていいほどアテにはなりません
まず、なにより
著者の文体が
「世間の評価をそのまま書いている」
ような書き方がされている事が気にかかります
その時代の「世間での評価」がいい車は
基本的に評価が高く、
世間的にマイナーな車は
評価が悪く書かれている傾向があるように感じました
また、見比べてもらえば解るのですが
登場時、評価が低く、
数年後にそれなりの評価が得られたような車に関しては
1〜2年でガラリと評価が変わることもありました
(年度の違うのを2〜3冊見比べて頂ければ解ります)
その事から考えるに
実際に「車に乗らずに」批評しているのではないか?
と思わずにいられません
ある程度、車の知識がある人間にとっては参考にはならないと思われます
また、車の知識のあまり無い方も、
この本の内容を鵜呑みにするのはお勧めできません
読んでいて楽しかったです。
★★★☆☆
以前、私は車についてあまり興味がありませんでしたが、
面白いことが書いてあったのでこの本を購入しました。
そして、多少車に興味を持つようになりました。
正直な所、書いてあることの半分はアテにしていません。
やっぱり車にしても何にしても自分の目で確かめなければ、
自分に合うかどうかわかりませんから。
予断ですが、この本を買った当時、
軽自動車を購入しようと考えていましたが、
コペン以外の車については書いてなかったので、ちょっと失敗しました。
文化と言ったって
★☆☆☆☆
「クルマは文化」が徳大寺氏の以前からの主張だが、「文化」とは何かの定義はない。あるのは典型的欧米崇拝と日本卑下。最近の号では日本車を評価する姿勢が以前より見えてきたが…。階級のない、したがって貴族的階級が未だに残るイングランドなどとは違う日本社会で、彼ら流の贅沢はないが、故障が世界一少なく、しかも廉価な日本車、我が文化が生み出した日本車、それをどのように評価するかが自動車評論家の問われるところであろう。総ての文化は相対的であることすら認識できていない徳大寺氏は、そろそろ引退されたらいかがであろうか?
近年にない出来(と思う)
★★★★☆
間違いだらけといっても間違えっぱなしとかこの本の類似本が他にも見られる時代に(テリー伊藤さんなんかの本とか)なりましたが近年にない力作ではないでしょうか。分厚いしマンネリ化を打破(失礼)したような印象を受けました。長年のファンなら手元にあってもいいのでは
ないでしょうか。