貴重。
★★★★☆
このアルバムの6曲目のソロで、Ozzy作品の「You Looking At me,Looking At you」でのソロ・パートの原型が聞けます。
全体を通して曲は良く、音質も悪く無いのですが、唯一の汚点はリズムがヨレヨレのドラマーですね。
ランディーがQRにこだわった理由がここにあります。
★★★☆☆
夭折の天才として今なお高い支持を集めるランデイー・ローズ。激しいグルーヴを発しながらもどこかもの悲しくドラマチックなソロは今なお活き活きとした印象がある。後にOzzyのバンドに加入、ロックスターの仲間入りをしかけるが、最近発表された彼の家族の証言でOzzyバンドへの加入よりローカルバンドであったQuiet Riotへの強い愛着があったことがわかった。本作では日本でだけ発売されたランディー在籍時の二枚のアルバムにライブテイクをあわせた編集となっている。ランディーはそのクラシックの要素を絡めた独特のフレージングもさることながら、彼独自のインパクトを持ったテーマリフやバッキングも非常に個性的だが、後にOzzyバンドでみせるその曲全体に関わるノリも既にこのころから明白に現れており、決して後年Ozzy向けに出来たスタイルではないことがわかる。またランディー他界後、十分なタレントをもつカルロス・カバーゾを加入させ世界的にブレイク、紆余曲折を経て近年また活動を再開したQRもこの当時のグルーブをベーシックにしていることが本作からわかり、何故ランディーがQRにこだわったのかがよくわかる作品である。企画モノは敬遠するむきも、ランディーのスタイルを原体験する意味で一聴の価値があるのでは。また、後年"Blizzard of Ozz"でレコーディングされる"Dee"や、Ozzyとのパフォーマンスで聴くことのできるフレーズが、本作に特別に収録されたギターソロパートで聴くことが出来る。
これぞランディ
★★★★☆
この頃から既にあのメロディアスなフレーズスタイルは確立されていたのだ。
ランディを見出したオジーも凄いが、ランディの天才的な持ち味はもっと凄い。
このようなベスト版ではなく、全てのアルバムを再発売して欲しいものだ。
それにしても、これほどのギタリストを失ってしまったとは音楽界にとっては余りに損失が大きすぎる。
改めて合掌…。
ランディ・ローズの原点がある
★★★★☆
ライブのギターソロを注意して聞いているとオジーと組んだ時のあんな曲やこんな曲のフレーズがそこここにちりばめられてます。
ランディの原点はここにありって感じです。
まったく別の曲を聴きながら,ランディが一番輝いていた時の姿が目に浮かびます。
ランディファンは,一度聞いてみることをお勧めします。