山崎さんの作品は、「黒鷺」と「メイル」は一気に買い揃えました。
オカルト、グロＯＫな方以外はかなりグロテスクな描写があるため控えたほうがいいですね。
「メイル」に比べ、やや「黒鷺」の方が（原作ありということもあり）難解で人物も多く、色々と謎や複線もちりばめられており、読み深める楽しさがあります。
その点、「黒鷺」の方が例えば、死体の殺され方にしろ、やや無理矢理感もあります。
しかし、オカルト要素ではこちらの方がより深いし、個性的な特技を持った主人公達が奔走する派手さもあります。
やや私としては、「メイル」の方が読みやすいこともあり、あえての星四つで。
設定やオカルト要素は好きな部類なので、今後に期待します。

上手に死というものをテーマに扱い、文化面や感情面をうまく劇画化していると思います。
が、どうにも全体的にセンスの古さがポロポロ露呈している感じが否めません。
（カタツムリやゲームソフトの話とか）

表紙と、大塚氏が原作だという2点に惹かれ購入しました。
　
しかし残念な点がいくつか…。
まず画の動きが不自然というか、躍動感がない。
１話の某人物が銃を掴むシーンをみて、これはダメだなと思いました。
　
それとセリフ。
なんか不自然なセリフがたくさんありました。
展開が速すぎて推理的な部分もなんだかすごくチープ。
　
サイコの田島氏のような画を期待していたので…ちょっと残念。
　
ですが話の設定、人物、全体的なストーリー展開はなかなか良いです。

センスの良い印象的な表紙と帯の売り文句に乗せられて購入しましたが、正直失敗だったと思いました。
かの有名な「寄生獣」の岩明均先生の表現方法に影響を受けていると見受けられますが、絵や話のテンポなどといった内容は妙に初心者じみていて逆に痛々しいし、うまく話にのめり込めないのが否めません。
とりわけ、キャラクター設定は良いのにそれを活かしきれていないのが敗因になったと思います。

多重人格探偵サイコと同じ原作。
ハイセンスな表紙。
興味をそそる煽り文句。


田島昭宇の様な上手いイラストで、また上手いイラストを見れるのかぁ。
と期待して1巻と2巻を2冊同時購入し、ワクワク家に帰りました。
とりあえずびっくりしました。
　
　
デッサン狂いまくりの絵。
かわいくないヒロイン。
みんな骨格バキバキ。
薄いストーリー。
読者置いてけぼりなストーリー展開。

ここまで酷いマンガはほんとに久しぶりに見ましたね。
表紙に惹かれて買うなんて、物凄く久しぶりだったのに騙されました。
一度読んで即効ブックオフ行きでした。
2冊同時購入した事を心の底から悔やみましたね。

そして、最近また本屋で表紙のおしゃれなマンガを衝動買いしそうになった所、
またこの作者でした。ほんと危なかった。買う所でした。

表紙のデザインを他のデザイナーに頼んでいる様ですが
はっきり言って内容にそぐわないカッコ良すぎる表紙を描くのは詐欺ですよ・・・。

糞みたいなマンガを描いても、表紙のデザイナーを選べばそれなりに売れるんですね。って重いました。
そんな貴重な体験をさせてくれた初めての漫画です。