ボクシングジム会長伊川×ジムのトレーナー佐倉

まるごと１冊この２人のカプ。
「駆け抜けるなら、消えないでくれ」の頃より佐倉のＭッ気要素が強いかな。
佐倉が肉体的より精神的に傷めつけられている印象。
まぁ相手は妻子持ちなので仕方ないけども。

それにしてもクールなオヤジの伊川がかっこいいなぁ！
こういう突き放した物言いする人に惹かれてしまう佐倉の気持ちが分かります。

あと、とにかくＨが濃厚。
18禁のがいいんじゃないか？ってくらい。
色んな道具を使ってやっちゃってます。
佐倉の事が大好きな五月の目の前で・・・。
ってのは萌えました！

全編通して、ボクシングジム会長の井川とトレーナーの佐倉の話。
妻子もちで、毎晩のように佐倉のところにやってくるものの、明け方前には自宅に戻る井川。
佐倉も割り切っているようで、その心の中の葛藤が少し切ない。
この2人の話だと、少しＳＭっぽい要素が入るけれど、決してハードではないので大丈夫。
まとめて購入して、一気に読んだけれど、すっかりはまってしまった作家さんですね。