脇役総動員! 裏MVPは久保君と美春です
★★★★★
夏休みというば肝試し。
調整失敗から召喚獣がオカルト仕様になってしまったのを利用して、
三年が脅かし役、二年が挑戦者となっての肝試し勝負が今回の話です。
今までは常夏コンビぐらいしか出番の無かった三年ですが、
今回は最上級生としての貫禄を見せ、常夏コンビも隠れた実力を見せてくれます。
ですが、本作の見せ場はやはり中盤における二年脇役の活躍っぷり。
Fのモブキャラ勢も名前付きで次々登場、その「恐ろしい頭脳の持ち主」っぷりに笑わせてくれます。
そして、今作の裏MVPはタイトルにもある通り久保君と美春!
私欲のために手を組んだ二人の自覚無き快進撃は拍手もの。
さすがにラストの明久の戦いっぷりは主役補正入りすぎだろと思いますが、
夏のお祭りとして、参加者みんなが楽しんでいるのがよくわかる、楽しい一巻です。
常夏コンビ再来!
★★★★☆
今回はとある事情で普通の召喚獣の出番はほぼありません。
で、そのとある事情で2年と3年の肝試し対決をやるという話です。
もちろん肝試しだけじゃなくて召喚獣の戦いとか見どころ満載です。
とある事情が知りたい方、いつもと違う召喚獣が見たい方、常夏コンビが大好きなあなた。6巻を読みましょうw
いつも通り
★★★★★
今さらながら読み終えました
今回もドタバタしつつラブコメですね
相変わらず会話が小気味よく流れるのでテンポよく読めるいいシリーズです
それにしても常夏コンビ・・・普段はいいキャラなのに悪役に徹すると途端に魅力がなくなりますね
2巻などでも思いましたがどうも先生はコテコテの悪役キャラを書くのは苦手なようで
ちなみに今回は彼らによるグロシーンが2度入りますので心臓の弱い方はご注意を・・・
いつの間にか工藤さんがさりげなくレギュラーの位置に収まりつつあるのは驚きですね
「服を脱いでまた着る」は今回でも屈指の笑いどころだと思います
エピローグでもちゃっかり登場しちゃってて・・・恐ろしい子・・・!
さて本筋の吉井たちの恋愛模様ですがおそらくオランウータンとチンパンジーとナマケモノと元・清水美春がなければ今回で島田さん大勝利だった予感もしますね
先生・・・素直美波のキャラは反則すぎます・・・
消極的かつ吉井と双璧をなす鈍感の姫路さんはなかなかターンが回ってこないから辛いですね
でも今回は読者も常々感じてたであろう疑問を言葉にしてくれたり吉井に対する積極的攻撃が目立ちますね
せっかくの召喚獣をもっと駆使すれば・・・駆使すれば・・・!
次回は水着(=露出度アップ)なので姫路さんの巻き返しに期待ですね
次はまた姉さんを交えた上で海・・・吉井の命は最終巻まで保つんでしょうか
葉賀さん・・・秀吉のポロリ・・・期待してます・・・
明久はジゴロバカ
★★★★★
と某所に書かれているのを見ました。まさしくその通りだと思います。
ある意味典型的なアニメやラノベの主人公で、この手のタイプってあからさまな鈍感さやヒロイン間の目移りにイラッとくることが多いんですが、彼をさほど不快に感じないのはやはり(いい意味で)バカだからでしょうか。
そしてここ数巻で美波にリードされていた瑞希が、ようやく勇気を振り絞りました。
そんな彼女の真摯な姿に、惚れてるとかそういうのを超えて答えようとする明久。先生はとても好ましく思えます。
もちろん美波も美波で、積極的攻勢を見せ距離そのものは着実に縮めてきています。まあ最近の展開のリバウンドか、オイシイところは瑞希にとられちゃいましたが。
電撃文庫の某超弩級ラブコメは後半、良くも悪くもラブコメを超越したものになってしまいましたが、この作品はどうなる事やら。………え?秀吉エンド?
ギャグのほうも巻を重ねるにつれキレをましていき、今回も幾度となく笑わせてもらいました。ちゃんと前の巻の話を使ってくるあたり匠の技です。
6.5巻と7巻が今から楽しみです。
肝だめしと姫路さんの頑張りと久保君と清水さんの崩壊
★★★★★
このシリーズの愛読者ならば、おそらく冒頭の2行、主役でもない男女がお互いの名前を呼び合うこの2行(「……」は除く8文字)だけでもぅ笑えることだろう。この2人の未来に幸あれ。今回は「システムの異常から召喚獣がお化けになっちゃうの巻」、「そのついでに肝だめしをするの巻」そして「姫路さん、もの凄く頑張るの巻」である。召喚獣(お化けバージョン)がそれぞれのキャラの特性を象徴しているところがミソ。島田のなんて可哀想過ぎるし、逆に姫路さんのはもっと登場してほしかったくらい。そしてここで一番頑張っているのは、実は絵師さんである。こんなお化けバージョンなんて今後は出てきそうにないのに、例えば【AOI KOGURE】とか【GOZU&MEZU】とか【MIHARU DARKNESS】(コレ凄いよ)とかのデフォルメがしっかり描かれている。そして挿絵では何と言ってもP.39の秀吉の猫又!これはイカン。カワイ過ぎる。さらにP.131……これはヒドイ。そして極めつけはP.175……もぅ勘弁してください……腹が……筋肉痛になるっ!本シリーズで挿絵がどれだけ貢献しているかを改めて実感した次第である。今回は久し振りに召喚獣のバトルが(特に後半で)たっぷりあったし、明久は男を見せたし、ギャグは相変わらず半端ない面白さだしで内容充実の1冊と言えよう。そして忘れてならないのが今回の姫路さん。さすがに島田みたいな正面からではなく側面からのアタックだったが、おそらくあれが姫路さんの精一杯。しかし、明久にとってその破壊力は島田以上だったことだろう。その明久がどこまで受け止めたかは今後の展開で明らかになろうが、姫路さん的にはすべきことをして島田と同じラインに並び立ったという感慨があって、むしろスッキリしたのではなかろうか。この三角関係がより明確になってきた本シリーズの行方が、冒頭の2人ともども楽しみになってきた。
バカテスー!
★★★★☆
このノベルには、衝撃シーンや爆笑シーン、グロテスクなシーンが含まれています(笑)笑い過ぎ注意!
ケ・セラ・セラ
★★★☆☆
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木いちご
★★★☆☆
バカテス第六巻 待ちに待った最新刊