日本のブランドが豊富
★★★★☆
正直ネタ切れ感がします。
今回で4冊目なのでしょうがない部分もあるかと思いますが・・・
日本のブランド紹介のページが増えたように思います。
新しく日本のビスポーク職人のページができてましたし、恒例の分解シリーズもすべて日本の革靴だったので日本のブランドを知ることができたのはうれしかったです☆
ただ、日本の既成靴のカタログ的ページがほしかった。
前号でも日本ブランドのページはありましたがおまけでつけた感が否めなかったですよね。
これだけ日本のビスポーク特集をやるんならまずは日本の既成靴のコンテンツを充実させてほしかった。
あとBEST BUYシリーズですが、これも正直苦しいのでしょうか?
過去にMENS EXで見たような感じでした。
まあ、そこに中川さんや日高さんのトークが入っていたので新鮮でしたが。
日本のブランドが知ることができたのでよかったです☆
日本のブランドが知りたい人は買うのもありです。
ただ、僕はvol3のほうが断然好きです。
日本の既成靴は次号に期待します。
初めて本格靴を買う人向けではありますが、靴好きにはもの足りない
★★★☆☆
ストレートチップやセミブローグといったタイプ別、黒と茶色の色別、
そして価格帯(5万以下、10万以下、10万以上)別にお勧め靴を紹介しています。
それぞれ3足ずつの紹介である為、あまり種類は紹介していません。
また、5万以下ならトレーディングポストやペルフィット、
10万以下なら、チャーチ、クロケット&ジョーンズ、
10万以上では、エドワードグリーン、ジョンロブが大体載っていますので、
なんか新鮮味に欠けてしまいます。
vol3以前を持っている人なら、改めて買う必要はないかなという印象です。
とは言え、どんな種類の靴があるのかや、最後の方に特集してある「本格靴購入ガイド」等、
初めて本格靴を購入する際には非常に参考になる靴本だとは思います。
待ってました!実用性が高い
★★★★★
ついにきました、Vol.4!
最高級靴読本シリーズは全てもっていますが、
今回の特徴はなんと言ってもモデル別に紹介されていること!
今まではブランド別でカタログっぽい感じがしましたが、すごく実用的です。持ってないデザインの物が欲しいな〜、というときにざっくりとですが価格別に、買ってよし!の靴を見ることができます。まずこれを見て買えば間違いないでしょう。高い買い物も怖くない。
ビスポークはまだまだ自分には敷居が高いですが、見てるだけでも楽しいです。そして相変わらず用語やウンチクは充実、リペアのお店も分かるし、新作も分かる。
靴好きの方が読んで絶対損無し!だと思います。
頑張ってはいるんだろうけど。
★★★☆☆
価格&タイプ別にBEST BUYを決定するというのが本書のメイン記事です。
それゆえに、各メーカーを代表する靴を数足紹介していた前作(Vol.2,Vol3(Vol.1は持ってませんので
私は不明です))と比較すると、カタログ的なものを本書に求める方には物足りないのでは
ないかと思ってしまいます。日本の靴職人の紹介でも、以前に推していたあの職人はどうしたの?
と思う人が居なかったりするので、私個人としても何かちょっと内容が薄いなと感じてしまいました。
ただ、リーマンショック後、靴にお金をかける富裕層が減ったりで、おそらく靴業界も景気が良くないと思います。
富裕層だけでなくとも、靴に数万のお金をかけれる方というのもどんどん減っているのではないでしょうか。
それゆえに、この時代にあえて「高級靴読本」を出す出版社に拍手を送りたいです。
装丁はカバー付きで、以前のものよりも豪華になっています。