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アバウト・シュミット [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: CCRE
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   保険会社を定年退職したシュミットは、ひまな毎日に嫌気がさし、チャリティ団体に応募。援助するアフリカの少年に手紙を書く。ところが簡単な自己紹介のつもりが、妻への不満など、グチばかりつづることに。そんなとき妻が急死。愛娘が帰郷するが、彼女が連れてきた婚約者はとんでもないアホだった…。
   平凡な男シュミットの老後の日々をシニカルなユーモアを散りばめて描いた人間ドラマの傑作。主演のニコルソンが、口数は少ないけれど、心の中ではグチってばかりの怒れる老人をチャーミングに演じている。ユーモアの中に孤独を垣間見せる絶妙の演技は、オスカーノミネートも納得の素晴らしさだ。また娘の婚約者の母親を演じるキャシー・ベイツの豪快な老ババぶりも必見。監督&脚本は『ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ』で脚光をあびたアレクサンダー・ペイン。(斎藤 香)
シュミットさん ★★★★★
ジャックニコルソンをはじめ、このキャストでないと
きっと完成しえなかった映画でしょうね。

人間の弱さや愚かさが、ユーモアと皮肉を交えて上手に描かれています。

でも、押し付けがましい教訓のようなものもなく
「人間ってこういうものだよね、
弱くて滑稽で愚かで、愛すべきものだよね」と
映画全体で語りかけてくる優しい印象を受けました。

人間の生の本質をついたとても素敵なお話だと思います。

もしシュミットさんがもう少し若い頃にこの映画を観てたら
どんな感想を抱いていたんでしょうか。
老年期ニコルソン ★★★★★
意外すぎるほどいい映画でした。老年期を迎える男が、人生に迷い、模索します。家族や職場から必要とされなくなり、孤独と空虚感に息がつまりそうになります。 ラストの手紙は、ほんの些細なものですが、救いを求める彼が自分の存在意義を見出だす事が出来た希望の光であり、静かな涙が胸に突き刺さります。 ジャックニコルソンが一般的な一中高年として好演奮闘しており、禿げあがった頭、弛んだ身体が一層哀愁を醸す、若いころとは全く違った魅力を存分に味わわせてくれました。本当に良い映画です。
人生 ★★★☆☆
第二の人生、定年退職した後の人生、妻に先立たれた後の人生、娘が気に入らない相手と結婚してしまう人生。そんな人生をジャック・ニコルソンが好演しています。自分の人生ってなんなんだろう、と振り返る瞬間はもっとたくさんあっていいのです。もっと若いうちから自分を振り返らないと駄目なのでしょう。ラストはなんともいえません。不思議な映画です。
名優ニコルソンの最高作 ★★★★★
アレクサンダー・ペイン監督は、黒澤の「生きる」を参考に脚本を書き上げたそうだ。
結果、「生きる」なんかより遥かに深遠で優れた作品に仕上がった(私はそう思う)。
図式的、表面的な印象を受けた「生きる」とはまるで違う。
半分・・・自分の将来をみた ★★★★☆
ラストは驚くと同時にぐっと胸にくるものがありました。

映画の冒頭から、娘の結婚式のスピーチまで、すべて自分に共感、というか自分もしてきたことと重ねてしまって、とても人ごととは思えないシーンがたくさんありました。
(娘はいますがまだ2歳)

会社でも自宅でも「いい男」「いい夫」、それを演じている自分がいます。
実際は、それが積もり積もって、妻のDVも相まってうつ病を患ってしまったのですが、それでも共感できるシーンがたくさん。

まぁ、今現在30代ですけど、幸い(?)一人暮らしできるだけの力量はあるので、シュミットのようにうろたえることは少ないでしょうが、
それでも自分の感情のはけ口がない、という状況には耐えられるかどうか自信がない。

だからこそ、最後の手紙に涙する姿に、とっても自分の姿をみているようで、感動・・・とも違うけど、胸を揺さぶられるものがありました。

ジャック・ニコルソン・・・いい俳優です。