安っぽい映画
★☆☆☆☆
失望した。ファニー役のビリー・パイパー(BP)はミスキャスト。控えめだが芯がしっかりしていて賢いファニーとはまるでイメージが違う。それにBPの品のなさ(例えば笑い声)が気になった。
思いっきり話を省略しているのは広く読まれている小説だからいいとしよう。でも,ファニーが里帰りする重要なエピソードを妙な話に改作したのは良くない。そして,登場人物の性格は描けてないし,小説のしっとりした味わいも失われている。脚本家と監督はあまり有能とは思えない。
世界で愛読されている小説の映画化なんだから,もっと真面目に作って欲しかった。
本当にあのファニー?
★★★☆☆
うーん。。。本当にオーステェンのファニーですかね? イメージが全然違っちゃいました、と私は思うのですが。ただいつ見ても19世紀のイギリス、特に貴族階級の生活、マナー、習慣、お城、あーっ魅了されてしまいます。
原作はJane Austenの小説です
★★★☆☆
ITVによるドラマです。1999年に公開された同作品の映画は、原作の背景にある植民地や奴隷の問題が前面に出されて賛否両論だったようですが、このドラマは無難にまとめられている気がしました。ただ、原作に忠実というわけでもなく、登場人物の特徴や性格が描ききれていない点が残念でした。