ダイヤモンド警視の本格的な復活を祈って!
★★★★☆
バース警察のピーター・ダイヤモンド警視が活躍するシリーズ第9作。
公園のブランコで発見された女性の死体。死因は、自殺に見せかけた絞殺だった。
一方、ダイヤモンド警視のもとには、「秘密の崇拝者」を名乗る者から謎の手紙やプレゼントが舞い込む。一体、誰が、何のために?
そして、失踪中の女性の元・夫が首吊り死体で見つかる。
「漂う殺人鬼」では、「最期の声」からのショックを引きずっていたダイヤモンド警視でしたが、今作では、本来の調子を取り戻しつつあります。
落ちはある程度読めましたが、警視の本格的な復活を願って星四つにします。