インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

火城―幕末廻天の鬼才・佐野常民 (文春文庫)

価格: ¥740
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
Amazon.co.jpで確認
敏腕部長的な? ★★★★★
涙、涙で登場の佐野常民氏。
高野長英を逃がすための芝居であります。
今の時代に存在したら敏腕部長ちっくであります。
時代の大きな変わり目でゆらぐことのない自分を持ち時代を生きてます。
「からくり儀右衛門」をヘッドハンティングした場面は秀逸。
最新の科学をとりいれていく佐賀藩が描かれてます。
この話に出てくる蒸気機関車の模型は佐賀県立博物館に実在します。
いつか見に行こうと思いましたが幕末展で東京で展示がありました。
実物をみて感動しました。その展示には貴重な幕末の品々も展示されていました。
佐賀県の個人所蔵の物が多く幕末の技術部門の舞台は佐賀藩であったと感じました。
「武士道」「葉隠れ」の舞台で古い考えと印象がありますが強い意志をもって
適応力で時代を生き抜いていくのも武士道の表れであるんでしょうか?

ちなみに福岡にはこの本の愛蔵版が出版されていたようです。
さすが幕末パワーです。
NHKで佐野氏直筆の文献を紹介されてました。
文字をみたとき背筋が凍るような緊張感のある文字で
この人は自分に厳しくあった人だと感じました。
本には描かれてない日本赤十字、パリ万博などなどこれを機に調べてください。