飜訳の質は分かりませんが。
★★★★★
あっほ夫妻の物語は、とても不思議な物語です。
「マチルダ」の両親にもあてはまるかもしれません。
「魔法の指」も同じ着想が見られます。
「アッホ夫婦」をダールの作品で最初に読んで、よくわからなかった人で、お子さんなら最初に読むとよいのは「窓ふき会社」です。
チャーリーとチョコレート工場は、映画は、親子で一緒に見るとよいかもしれません。
心温まる家族愛をテーマにした映画は、原作を読んでみようと思わせるものがありました。
訳者の「灰島かり」さんが、ある本の後書きで書いているように、誤訳かどうかは子供にとってはどうでもよい場合があるような気がします。
大人に人気があるかどうかよりも、子供に人気が出るものが生き残るのだと思います。
我が家では、子供も大人もダールを読んでいます。
お子様に読んでもらって意見を出してもらえるとありがたいかもしれません。
我が家では「マチルダ」が、ダールの最高傑作だという評価です。