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住んでびっくり!西表島 (ニッポン楽楽島めぐり)

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 双葉社
Amazon.co.jpで確認
面白かった。どの棚に並べていいか解らない。 ★★★★★
島に興味があるのですが興味を引く本がみつからず。。。この本も、タイトルや内容紹介から、ガイドブック? エッセー? 針小棒大系面白本? と思ってあまり期待せずに買ったのですが。。。期待に反して面白かったです!

なんか、良質。上品。清い。ガイドブックでも旅行本でもエッセーでも地理学でも民俗学でも文化人類学でもない、あえていうなら考現学に近いような。でも違う。ルポルタージュや心理学も著者のベースにあると感じるし。とっても上品なよろず本?この人、自然でも人でも制度でも何でも興味あって何でも愛せる側面をみつけちゃうんだろうか。

読後感が良かったです。

島に移り住んで、どっぷり島人の生活を楽しんで。生まれ育った町の一角で暮らしている私がその町と関わるよりも、著者と島(自然や人や文化)との関わりのほうがずっと濃い。濃いけど、東京生まれ育ちの著者だから、部外者として観察者としての耳目はどこかに確かにある。

いずれにせよベストセラーになる分野ではないですよね(笑)。強烈に何かを主張する本でもないし。Amazonで見る限りパッケージ(売り方)も十分に下手っちーだし。でも、中身がある。沖縄、離島、民族、伝統、風土、自然、共同体、地方、祭り、暮らし、お金、心、世代、自立、助け合い、はたまた昆虫(ゴ×写真だけはやめて〜!)、サバイバル・・いろんな興味ジャンルの人に、ゆっくりゆっくり伝わり、ロングセラーになる本だなと思いました。

初の著書っぽいし。 十分楽しめた + 読後感が良かった + これからの期待も込めて。 ★5つです。  
八重山好きなら! ★★★★★
読み応えあります!

この本一冊で、八重山の方の暮らしぶりがわかります。
いままで、沖縄には何回も行きましたが、食べ物や海のきれいさばかりにはまっていて、お祭りなどの写真は見るけど、意味などは理解しようとしていませんでした。この本で楽しみながら理解できました!

面白くて歩きながら読んでいました。


カチャシーを西表で迎えたくなる本 ★★★★★
格好つけてリスクの低減だけに身を窶し、梁山泊が官界に吸収されたような今日この頃。見栄と見栄えだけの虚栄の都会を捨てて、直ぐに引っ越したくなる本、と言っておこう。

もう「仕事」なんかいつでも捨てる気にはなっているが、「まだローンがね。」「歳がね。」「家さ族が。」なんて言い訳(僅かに残るプライド)を嘲笑い、「みんな捨ててくれば。」と切り捨てられる。ほどではないが、ちょっと背中を押してくれる感じ。
まず3月とか半年とか行って見るか、という気にもなる。(「永住」と言わないのも予防線)
現実にはならないだろうが。現実にしたいな。

昨06年8月末に3日間だけ西表に行った。白浜に泊まり、シーカヤックで舟浮にも行った。車で行ける端から端まで行った。たまたま遭遇した干立の芸能祭に行き、宿で付いていた筈の晩飯も、祭の屋台に替わったり、レンタカーを借りていたのが私だけだったので、ひとりだけ酒抜きだったりもした。なんか、客と言う扱いもなく、気楽な気分になった。翌日は白浜の公民館の祭りにも参加した。あの一体感、ある意味、強制的な共同体生活も良いじゃないか。どうせ、一人で生きていけるわけじゃなし。
そこから、都会の生活がバカらしくなった。
今年、4回目の年男。間に合うかな。

定番的な本だけど、西表に対する私の思い入れを加えて満点。