スピナーズは60年代初めにデビュー盤をリリースしたが、その活動が本格的になったのは1975年の「They Just Can't Stop It (Games People Play)」からだ。そして、70年代ソウルバンドのドル箱スターの仲間入りをしたが、その高い代償としてリスナーの信頼を失った。けれども、1977年にオリジナルメンバーでボーカルのフィリップ・ウィンがグループを脱退するまでは、スピナーズのベスト・トラックは驚くほどすばらしく、ベスト盤を一杯にするのに十分なほどの成功を収めた。アトランティック・レコードからリリースされた1978年のLP盤『Best of the Spinners』も数あるベスト盤の1枚だが、本作には「Working My Way Back to You」「Cupid」といった後期のヒット曲も盛りこまれている。他にもアトランティック・レコードから本作より収録曲の多い2枚組アンソロジーがリリースされているが、代表曲は本作にすべてそろっている。(Gavin McNett, Amazon.com)
お買い得!
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Could It Be I'm Falling Loveが有名ですが、その他の有名曲もはいってこの値段はお得です。ソウルなど聴かない人も決して敷居は高くないので入門編にどうぞ。
凄くお買い得なベスト盤!
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スピナーズと言えば「It's A Shame」や「Could It Be I'm Falling Love」が有名ですが、ディオンヌ・ワーウィックとの「Then Came You」が自分にとって思い出の曲なんですね!久しぶりに聞いて思わず「カッコいいっ!」と言ってしまいました。ホントにこれはお買い得ですね。お勧めです!
名曲集♪
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下品さやイヤラシさが無い、軽快でポップで純粋なラブ・ソングの数々…。素直な気持ちになれます。どれもいいですが、一番のお勧めは、やはりスティービー・ワンダー作の一曲目!
驚異的なコスト・パフォーマンス
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70年代ソウルの雄、ヒット曲も数多し、という割にはあまりにも評価の低いスピナーズ。トッド・ラングレンがカバーしたMighty Love(20位、低すぎ)、ジョン・ハイアットがカバーしたLiving A Little, Laughing A Little(これも低すぎる37位)をはじめモータウン時代、全盛期のアトランティック時代、リード・ヴォーカルのフィリップ・ワインが抜けてバブルガム的になった後期の主要曲を網羅。アル・グリーンやブルー・ノーツのせめて半分くらいはリスペクトされてほしいグループです。
ヒット満載の徳用版
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70年代を中心に数多くのヒットを放ったスピナーズだが、日本での知名度は極めて低い。代名詞となるような突出したヒットがないことや、スピナーズを特徴づける際立った個性(例えばスタイリスティックスのファルセット)がないことが原因だろうなと思っていた。自分も同時代的に聞いてきたスピナーズであるが、さして思い入れもなく、今回たまたま購入し、古びていないヒットの数々を聞いて、今さらながらスピナーズの魅力にはまってしまった。
このベストは、主要なヒット曲は全て網羅されており(トップ10に入った曲の多さに驚いた)価格も含めてお徳な一枚でお勧め。特に、「Could it be I'm falling love」「Working」が良いね。