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Complete Jack Johnson Sessions (W/Book)

価格: ¥4,146
カテゴリ: CD
ブランド: Sony
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 『ジャック・ジョンソン』は黒人ボクサーとして初めて世界チャンピオンになった男の伝記映画サウンドトラック盤。オリジナル盤はLP1枚だった。それがこのコンプリート・ボックスでは、CD5枚組。まず、その分量に圧倒される。重要なポイントは、映画のために作られた音楽ではないという点だ。

   というのも、70年前後のマイルスはジミ・ヘンドリックスやスライ&ファミリー・ストーンに影響され、「世界最高のロック・バンドを作ろう」と、日々、スタジオでセッションを重ねていて、そうしたセッションの一部がサントラに使われたという経緯があるからだ。したがって、このボックスセットで聴かれる音楽は映画とは無関係、70年代初頭にマイルスがロックに急接近した時代のドキュメントとして聴くべき音源なのである。

   録音は70年2月から6月にかけて。この時期の演奏は『ライヴ・イヴル』、『ビッグ・ファン』などにも分散収録されていたが、それらもすべてここに集められている。ロックを意識したシンプルなリズムをバックに猛烈なミュート・ソロを聴かせるマイルスが最高にカッコいい。(市川正二)

極めつけの BLUES ROCK SESSION !! ★★★★★
 マイルスのコンプリート盤で何が一番良いのかなぁと思って、諸氏のレビューを参考させて戴きました。はやりロック系が好きなこともあって本作を購入しました。一気に聴いてしまいました。特にCD1からCD3にかけては圧倒的な音源で、何故今まで正規に発表されなかったのか不思議です。テオ・マセロの編集作業が今更ながら陳腐に感じてしまった。LP盤の収録時間から仕方なかったのは判るけれど、33年も経って明らかにされるなんて・・・。知らずに旅立った多くのFanが可哀相ですねぇ。

 長生きはするものだと思いました。「JACK JOHNSON」「ON THE CORNER」「GET UP WITH IT」あたりが好きな方には失禁間違いない音。ボクシングで鍛えた体力漲るマイルスのトランペット音がCD5枚分新たに聴けるなんて夢のよう。NEWYORKの街中で聴けるような音が堪らない。なんて透き通った音を出すのでしょう!素晴らしい、本当に素晴らしい。特にCD3のHONKY TONKには殺られた。このタイム感!もう白目剥いちゃったよ。

 MILES DAVIS渾身のBLUES ROCK SESSION の完全音源!全曲でGuitarを弾くJohn McLaughlinはやはり凄かった!。CD5で改めて正規音源を聴き、不覚にも久々に涙が出た。星10個!
眼圧、耳圧が上がるロック・ジャズ ★★★★★
緊張感に満ちたアルバムです。
こういうセッション物では、音の向こうからスタジオ風景が透けて見えてくるものなんですが、
これは演奏する個々人の表情、気持ち、匂いさえ伝わってくるように感じます。
ジョン・マクラフリンのギター、相当キレています。このセッションで一番楽しんだのは彼なのでは?と思うほど唸りまくっています。

しかしマイルスの音楽に対して「美味そうなものは何でも食う」精神には敬服します。
彼は「王様」ではないのです。「帝王」なのです。

ちなみに今はDisc1がお気に入りです。
本当に楽しい ★★★★★
マイルスの名演は数多くありますがこのjack johnson sessionsも本当にスリリングで楽しいものでした。他のブートレッガーの海賊盤を持ち上げる評論家もいますが信用してはいけません。気をつけましょう。
これはスゴイ! ★★★★★
これは本当にスゴイ!
あまりの凄さにぶっ続けで聴いてしまった。
マイルスのComplete物が色々出ていますが、これこそ最高!
(もっとも、満腹度からいくと、モントルーの物が一番ですが)

マイルス帝王様様と若手ミュージシャンがなんと生き生きとしている事でしょう!まさしくこれぞ音楽の醍醐味。

聴きながら鳥肌が立つ...という音楽にはなかなかめぐり合いませんが、私はこれを聴いている最中、何度も何度も鳥肌が立ってしまいました。翌日朝、目覚めたときに翼が生えているのではないか?というほど感動しました。

この音なら、値段なんかど~でもいいです。

生きてて良かった~!

黒い音楽の可能性を聴く ★★★★★
この時代のマイルスはブラックミュージックの無限のポテンシャルを引き出すことが出来た。この少し前にビートルズが延々と録音していた「トゥイッケンナム・セッション」(8枚組)などと聴き比べれば、その演奏レベルはまるで大人と子供である。ビートルズが自らの音楽的技量に限界を感じて解散したのも当然と理解できる。
個人的に特に気に入っているのはCD1の7曲目以降。基本はブルースだが、叙情の昂まる臨界点でマイルスが大胆に切込みを入れる、その冷徹さの裏にチラと透けて見えるブルース衝動が最高にスリリングだ。