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講座社会学〈12〉環境
価格: ¥2,940
カテゴリ:
単行本
ブランド:
東京大学出版会
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環境社会学 (有斐閣ブックス)
環境社会学入門―環境問題研究の理論と技法 (社会学研究シリーズ―理論と技法)
重要な指摘がある
★★★★☆
環境社会学の定番。
この本の中で、飯島伸子が行っている、次の指摘はとても重要である。
地球環境問題に関する報道とそれに対する関心は、
「地域社会で、相変わらず発生している公害問題や開発被害を、
地球環境問題の蔭で見えにくくすることに効果を持った」。
具体的な「効果」として、「地球環境問題という大問題の前で
地域環境問題などは取るに足らぬものと言わんばかり」の対応や、
「原因となっている地域環境問題への対応は等閑にして、
地球環境の悪化の改善を個々人の省資源生活の実行に求める傾向」が
見られるようになった、ということが挙げられる。
しかし、地球環境問題は、地域における環境問題が積み重なった
ものである、と飯島は喝破する。この指摘は非常に重要である。
環境社会学の基礎文献
★★★★★
環境問題を考えるにあたって様々な学問領域から取り組まれているが、この本では社会学を基盤に分析している。社会学のなかで環境社会学の分野から環境問題が分析されている。社会学からどのように環境問題を考えるのか、その理論枠組みを環境社会学は提供している。また、環境社会学は理論とフィールドを重視しているため、事例の研究が豊富である。
環境問題を社会学の切り口から学びたいという人にはお奨めの文献です。