知って良かった
★★★★☆
最初のあたりは、ほとんど知っていることが多かったが、
最後のほうが、オリジナリティがあって、面白いと思った。
賛同できる点、また、知らなかった事が、有り、参考になった。
写真が、ありきたりの人で、がっかり。
もっと、いろんな人を、掲載してほしかった。
前半は面白い
★★★☆☆
王室というのは決して神聖なものではなく、いつの時代もスキャンダルにまみれている。ということをたくさん具体例を並べて、結構しつこく追求している本。
前半の世界の王室に関するくだりは、知らないことが多く、(それに所詮はひとごとなので)面白く読めました。
でも、日本の皇室について論じている後半は、違和感を感じてしまいました。
おそらく著者は著者なりに、日本の皇室の行く末を案じているのでしょう。
でも皇室への提言というより、何となく「珍獣の保護方法」について論じた文章でも読んでいる気分になったのは、私がひねくれているからでしょうか?
著者は東大卒元通産省のお役人ということですが、庶民の私には、そうか、偉い人はこんな風にモノを考えるんだ、と別な意味で参考になった本でした。
従って、面白いかと聞かれれば、ある意味面白い本です。
人によっては、よくぞ言った!と思うのかも知れませんが、人によっては(特に女性は)不愉快に感じる人もいるんじゃないかと思います。
トンデモ本の一種?
★★☆☆☆
女性・女系天皇議論の関係で、最近、皇室関連の本が多数出版されているが、その中で1番の『トンデモ本』と言えるかもしれない。
著者が『東大法学部卒業』というエリートなので、頭が働きすぎるのか、独自のご意見すぎる部分が多い。
しかし、この本が嘘で塗り固められてると言いたいわけではない。
表立っては言われてないが、本当はそうなのかもしれないとうなづけるところもある。
ただ、かなり生臭い話や偏見だらけで、読んでいて気持ちが悪くなった。
そして『提言』といえる部分についても、『今は何時代?』と思えるほど、時代錯誤を感じたのは私だけではないはず。
ともかくも、この機会に王室や皇室のことを真面目に勉強し、考えてみたいという人には、この本は向かない。
やはり『トンデモ本』が好きな人のほうが楽しめそうだ。