臆病な真澄ちゃん
★★★★★
一番楽しみにしているのは、もちろんSWANなんだけど、今号は私にとっては、嬉しい内容てんこ盛りです。2−3ページのマチューの写真がとても素敵。ホント、このひと、絵になるなぁ。ボリショイ&マリインスキーの合同公演も近くに迫って、ダンサーのインタビュー記事を読んでると早く舞台を見たくてたまらない。
まったく真澄ちゃんは何を恐れているんだか。今号のSWANを読んで思い出したのは、コンクールの時の「愛の伝説」です。あの時もラブロフスキー氏が、セルゲイエフ先生と同じようなことを言っていた。この際、真澄ちゃんも先生もレオンも、自分の気持ちを正直に洗いざらい出してもらいたい。
しかし、いい味だしてるラリサとマクシム。それに、18ページのロパートキナの写真がラリサに似ていて、うれしくなっちゃいました。ダンサーとしてはまったく別のイメージなのに。。。
正直なところ私は「アグリーダック」より「春の祭典」の方が楽しみです。次回は「春の祭典」開幕。また長い3カ月。気長に次号の発売を待ちます。
レオン頑張れ!
★★★★☆
今のモスクワでのポジションを考えるとなかなか反発が強そうな、新しいバレエを切り開こうとしているセルゲイエフ先生。
そのパートナーに選ばれた(本人も覚悟を決めてだけど)の真澄。
なんか先生のお父さんと真澄のお母さんの過去が一瞬重なったりして・・・そんなことを思うのは、元SWANの読者ならではですよね!?(笑)
真澄が心の奥に封印しているものは、どうも明らかにはならないのだけれど、
なぜレオンに突進できないのか・・・本人にはそれがなんとなくわかっているようです。
でもレオンはもう我慢できないんだって。次回は大きく動きがあるかもしれません。頑張れレオン!!
・・・でも、「春の祭典」の描写で終わっちゃったりして??
真澄の「封印」とは何か。彼女は何を恐れているのか?
★★★★★
今月号は45P。
前号で感じたとおり、真澄はセルゲイエフ先生を愛しているのかもしれない、と感じた今号。でも、それだけではなく、レオンに対しても何か想いがあるようだし…。
踊る上で、真澄の才能の開花を止めている真澄自身の「封印」とは何なのか。何度も読み返したが、それははっきりしない。いろいろと考えつくことはあるのだが…。真澄は自分の表現の枷になっているものに気づきながら、それに触れようとすると恐れが出てくると感じている。レオンの「俺はこれ以上待たない」という決意と併せて考えると、男女の性的な関係が真澄の枷なのではないか、と勝手ながら思ってしまった。
次号でいよいよ「春の祭典」開幕。次がまた3ヶ月後というのは待ち遠しすぎてきついです。毎月でも読みたい!!