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午後の恋人 (上) (文春文庫 (168‐24))

価格: ¥700
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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うらやましい限り・・・ ★★★☆☆
着物、美術、伝統芸能、外国の風景・・・上流階級の舞台、自分にはまるで縁がない世界ゆえか、大変楽しく読ませていただきました。
文章も言葉使いも、綺麗で好きですね。

お話の方ですが、こんな環境にいたら、夫との離婚もそこまで怖くはないだろうなあ、なんて思ってみたりもしました。
主人公を支えてくれる方々がどなたも素晴らしくて。
登場人物も多彩で、どの人物も記憶に残ります。それぞれの持ち味、素晴らしかったです。
恋愛はどれもドロドロしています。それが面白くもあるのでしょうか。
若い男たちからの惚れられっぷり、心からうらやましいと思いました!

上下巻ともに、あっという間に読めました。
が、ラストがどうも・・・。
すっきりしないというか、私には納得いく終わり方ではありませんでした。
なので、★は標準というところでしょうか。

離婚したらいい男にモテモテなんて ★★★☆☆
 四十過ぎて夫に捨てられ離婚したら、思いがけずモテモテになってしまう(それも美形揃い)というストーリーはとても面白かったです。離婚後の主人公の成長ぶりも楽しめました。
 話の展開も早いので、上下巻ありますがあっという間に読んでしまいました。
 ただ、作品の書かれた時代のせいなのか作者の好みなのか、主人公があまりに女らしく、色々言い訳しながらも周囲のいいなりになり、それが結局いい方向に進んでいく、というところがご都合主義的な感じはありますが。
 話の筋とは別に、彼女のキチッとした始末の良い生活振りは気持ちのいいものです。自分も部屋の片付けとかしたくなります。
人生の午後 ★★★★★
 夫に棄てられた惨めな子供もない40歳の女?という書き出しで、当事者自身が、もう色気も失せたと思い込んでいる年代なのですが
若くてピチピチの時にはなかった魅力がある、人生の日が暮れるまでには少し間がある午後ならではの美しさがある。
そんな展開をする小説です。

 これほど、華やかな展開は珍しいでしょうが、女の魅力は奥が深く、案外、本人の気持ちの持ちようで変るものかも知れません。
人生の午後が近づきつつある一女性として、勇気を与えられました。
30代以降の女性に、特にお薦めです。