1stシングル 「証明」もだったが 曲に圧倒される! かと思えば M-4の「ハナレバナレ」 は 涙腺を刺激する 昨今の日本音楽界に 減りつつある 実力派シンガー

超名盤の誕生だと思う。

「ハナレバナレ」や「僕の太陽」のように、切ない歌詞と美しいメロディに涙を誘われるのは当然だけれども
「白い闇」の激しい歌詞と攻撃的な曲調にも涙が止まらなくなった。

魂が揺さぶられる。

全身全霊を込めて歌う彼女の歌は、聴く側も誠意を持って聴かなければいけない気がする。
そして、彼女が望むように彼女と彼女の音、私たちが共鳴できるように。

彼女の歌には訴えかけるのもが多いと思う。
誰もが悩む人間関係だったり、人それぞれが持っているであろう心の痛み。
トラウマや不安なんて誰でも抱えている。
それを歌い上げている。
だからこそタイトルにある『共鳴』にも繋がっているのだと思う。
この一枚を聞いて、彼女の共鳴する心を感じてほしいものです。

すごいパワーです。
声のパワーというよりは、歌詞の世界観と相まっての相乗効果!!
ここまで自分の存在をストレートにぶつけられるのはやはりすごいと思う。
魅きこまれたというよりは、ガッと心を掴んでシギの世界に引きずりこまれたという感じですね。
かといって『ハナレバナレ』のようにしっとりと歌い上げてくれる曲もある。
うまくアメと鞭を使いわけて、またこの先はどういう風になるんだろうと期待もさせてくれる一枚ですね。