家庭教育の戦略論から戦術論への展開がみごと
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小学生の家庭教育について、まず親の姿勢が大事であるという、大きな戦略論が語られ、忍耐力や集中力をつけてやること、次に読書習慣が必須であること、テレビやゲームが極めて害が大きいというような、家庭教育方針の必須の基礎が示される。次に自分で調べることの習慣づけから教科学習のポイントと進み、最後にゲームの害を強調する。
実にオーソドックスで優れた家庭教育論である。韓国でもこのような教育メソッドが語られていることは新鮮。
といっても、ゲームを家から追い出すこと1つ、ほとんどの親はできていないということもわかる。韓国の親も日本の親と悩みは同じようである。