理科教育の方向性を示してくれた
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これからの理科教育はどうあればいいか?日本は「技術立国」である。その基盤となるのは「理科教育」であるといっても過言ではないだろう。しかし、今は理科離れ、理科嫌いの子どもが増えている。もう一度理科教育のあり方を見直し、子どもたちに真の力をつける教育法を考えていかなければいけない。それを考えるときのヒントとなることがたくさん示されている。特に「状況に入る学び」「状況を作る学び」など今までなんとなく行われてきた学習をきちんと整理されていることは評価に値する。従来の理科教育を見直し、これからの理科教育を創造すること。それが、これから教育者に課せられた課題であることを痛感した。