ソムリエを取得して以来、長く感じてきていたもやもやを解決してくれる本でした。

ワインとは何ぞや？
日本人にとってワインとはなんぞや？
酒とは何ぞや？

法律というフィルターを通すからこそ見える
あまりにおぞましい世界

日本が文明国家であることを忘れさせてくれる一冊
悲しくなったのでこの評価です。

今日の日本では世界中のワインを買うことができる。
この本は法律の本である。しかしワインの本でもある。
ワインの品種や産地や飲み方、薀蓄の書籍はたくさん出版されている。しかし望まれてはいたが、ワイン法　これに手をつけられる著者は多くない。膨大な資料と国際的に変化する内容をてみじかにまとめて手にとりやすいところが専門家以外にもお奨めできる。