芸人がやるお笑い番組に比べると学生よりも大人が笑える内容と言える
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サラリーマン(女性含む)を題材にしたバカバカしいコントの集まり。
これがNHKという堅いイメージの局で放送されていたから驚き。
過保護な親とともに部下の部屋に部長が訪問する「部長の親」が素晴らしく、
確かな演技の俳優たちが登場してさらに笑える。
会社で働いた経験がある人なら
似たような境遇に出くわしたこともあるだろうし、状況が想像できて楽しい。
芸人がやるお笑い番組に比べると学生よりも大人が笑える内容と言える。
奥田恵梨華、原史奈、中田有紀、中越典子など
出演している女性陣がいずれも美人なのもポイント高い。オススメ。
上品かつシュールな笑いの日本版「モンティパイソン」!
★★★★★
「これがNHK?」という部分と「やはりNHKのバラエティ」という部分が
両方あります。
シュールでアドリブ全開なところはNHKっぽくないのですが、下ネタがなく、
ガラの悪いところもない(サラリーマン、というテーマのせいもありますが)
上品さはNHKならでは、という気がします。
キャストの中心的存在は、生瀬勝久とマギーだと思いますが、その他のキャスト
もオールマイティで巧い役者が揃っています。
特に、入江雅人と田口浩正の存在がコントを締まったものにしていると思います。
女性陣も思いのほか健闘していて、特に原史奈と奥田恵梨華がこんなにコントに
”なじんでいる”のは意外でした。
中田有紀の「よく見る風景」でのクールビューティぶりは、はまり役!というより
ありません。
コントの中では、「テレビサラリーマン体操」と「柏木健作 挑戦の軌跡」が
バカバカしくて好きです。
特に前者は、昔フジテレビの早朝にやっていた伝説の怪番組「英会話体操」を
思い出しました。シュールな体操ネタ、というところが似ていますね。
キャストのどなたかが、「日本のモンティパイソン」と言われるようになれば、
と公式本で語っていましたが、まさにそういう雰囲気で、何度も見てしまう
飽きのこないコメディだと思います。
中田有紀さんのキャラ立ち
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Vol.2から中田さんがコントに出演。表情といい、間のとり方といい絶品です。
初めての挑戦とは思えない素晴らしさです。
同じく、Vol.2の特典映像、”NYAO -奥田恵梨華-”は、ファンのための映像。
これもなかなかよいです。
付属のブックレットで脚本の内村氏が、NHKでのコント番組について書いています。
NHKならではの新しさです。
未収録および変更箇所について。
★★★★☆
宝田明のオープニング、田口浩正の「Re:」、および「はたらくおじさん」は収録されていません。
また奥田恵梨華の「派遣えりかの落書きタイム」は、曲が「エレクトリカルパレード」から変更になっています。
ちなみにエンディングの収録は各DVDの最後だけなので、「会社の王国」のカラオケの回や「がんばれ川上くん」のなじみの店の回のような、絶妙にエンディング曲「ええねん」につながる箇所は、TV版に比して若干違和感があるかも(淡々と次のコントが始まるので)。
細かいことですが、御参考までに。
基本的に、楽しいのは確かです。
ひと時現実を離れて観る愉しさ
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夜、一人でこそこそ笑ったあれをこれをまた観てます。NHKらしからぬ内容がたまらなく好きで・・。特に「ネオミちゃん」いいです。チョット辛いお値段でしたが、まあいいでしょう。