初期の傑作
★★★★★
このアルバムのポイントは、やはりサイモン・フィリップスの
dsに尽きるといっていいでしょう。A.ムーアからレス・ビンクス
への繋ぎの1枚オンリーですが、この頃の複雑なジューダスサウンド
には相性がいいです。リズム・チェインジ、スピードあるタム回し、
ツーバスの軽快さは、ヘヴィになるその後のジューダスでは聴くことは
できません。
ステンドクラス、キリングマシーンのレス・ビンクスも相当なテクニシャン
でサウンドが本アルバムの流れを少し受けているので、サイモンに
近いタイプという感じです。
ザ・シナーはいろいろライヴを聴きましたが、結局スタジオがベスト
ではないかと感じます。
77年
★★★★★
この頃はまだ、ヘヴィメタルの定義はまだ存在せず、ブリティッシュハードロックの救世主的な扱いをうけたジューダス・プリースト。メタルの原型である。ここから、6、7年の進化が凄すぎる。メタルの出発点として、聴き逃せません。
2曲目がいいッす
★★★★★
“Diamonds And Rust”が聴いてみたくなった僕は“Diamonds And Rust”が収録されているこの『背信の門』を購入しました。
期待した通り、“DiamondsAnd Rust”は中々かっこいい曲です。1曲目の“Sinner”もいい曲です。特にこのアルバムの中で収録されている曲で好きなのは6曲目の“Raw Deal”です。
また、今回のアルバムにはバラードが2曲収録されています。さて、今回のアルバムに就いてですが、僕に言わせれば中々いいアルバムだと思います。
評価はモチ、星五つです。
伝説の始まり
★★★★★
現役のバンドであるにも拘らず『メタルの神』と形容されるプリーストの77年発表の3作目です。
スラッシュする曲は少ないですが、後の曲作りに確実に影響を与えたであろう名曲『Sinner』が収められているアルバムです。
その他の曲もなかなか粒揃いで、ロック調の『Diamonds and Rust』『Starbreaker』と続くラインナップは結構安心して聴く事ができます。
そしてSlayerが『South of Heaven』の中でカバーしている名曲『Dissident Aggressor』に至るまで全く飽きの来ない全8曲と、ボーナストラックの2曲。
プリーストファンでなくともメタルファン、ハードロックファンに至るまで持っていて損はない1枚ですよ。
JUDAS神話の序章。
★★★★☆
'77年、インディのGULLからメジャーのCBSに移籍後初となる、3rd。
美麗HRの極致の如き2nd「SAD WINGS OF DESTINY」と、新世代(当時)HMの狼煙4th「STAINED CLASS」の間に挟まれているためか、はたまたプロデューサーのRoger Glover(DEEP PURPLE)の、妙に大人しい・こじんまりとした音作りのためか、この3rdは“地味な印象”を与えています。
しかし、超名曲①や名バラード④、SLAYERが「SOUTH OF HEAVEN」アルバムでカバーした⑧、JOAN BAEZの名カバー②等聴き所の多い佳作です。
ボーナスの⑨は未発表曲、⑩は9th「DEFENDERS OF THE FAITH」収録曲のLiveです。