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DVD&図解 見てわかるDNAのしくみ (ブルーバックス)

価格: ¥1,680
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
生命のダイナミズムが伝わります ★★★★★
この「本」の特徴は、書籍という形でありながらDVDが主役ということだと思う。
実際DVDを付録としておまけ的につけている雑誌・書籍はあるが、どう見ても書籍のほうがDVDを補足する役割となっています。

DVDではDNAの複製からたんぱく質の合成など生命活動のダイナミックな様子がCGにより描かれています。
分子生物学を扱った書籍でも一つ一つの生命科学反応については、挿絵によりわかり易く解説しようとしている。それはそれで工夫を凝らした表現を見ることもあるのだが、やはり生命活動という動きのあるものだけにCGによる解説は非常に判りやすいですね。
CGの荒さが気になるところはあるものの、分子生物学を専攻していない自分にとっては、非常に楽しみながらも理解が深まるものでした。

安易に機器を使用した学習は、個人的にはあまり好きではないですが、やはり用途や目的によっては適したものもあることを改めて認識しなおしました。
これは非常にわかり易く、学校での学習を補足するすばらしい「一冊(3枚?)」としてお薦めします。
複雑な現象をイメージで覚える作戦は良し。これは書ではなくDVD。 ★★★★☆
JT生命研究館スタッフによる作品。細胞におけるゲノムDNAを説明し、RNAへの転写、タンパクの翻訳やDNAの複製・修復について、現在判明している立体構造などを元にCGで示したDVD(ナレーションあり)とその解説書。内容の主体は20〜30分の映像が収録された8cmDVD3枚であり、それを90ページ程度で回折した冊子からなる。冊子の前半は映像の要約、後半はメイキングで、DVDを見た後であれば1〜2時間で理解可能。つまり、これは本と言うよりはDVDに該当する商品と思う。

一般の書で図示されていても、タンパクの翻訳のメカニズムはイメージしづらいのにたいし、本作品ではCGによる動画を用いることで大幅に解決に近づいていると思う。複雑な分子生物学的現象を体系的に覚えるには、頭の中にイメージできるかどうかが重要な因子となることから考えると、本作品はその目的を十分に果たしていると思う。やや難しい表現があっても、本DVDをみると小学生でもイメージが理解できるような気がする。DVDが付録の書ではなく、解説書つきのDVD(しかも8cm版)であるため、購入後に感じる印象は個人差があるかもしれないが、DVDと称するよりも書のカテゴリーとして販売する方がより多くの『読者』に広まると思う。

難点は、おそらく予算的な都合でCGや解説がやや不正確であったり、一貫性が欠けている部分があること。例えば、ゲノムの定義が『核に含まれる2倍体の遺伝子全てを併せている』というように聞こえるが、これはやや不正確と思う。ウイルスや原核生物でもゲノムは存在するし、2倍体の一方でもゲノムである。また、リボソームにおけるmRNAが一度に3塩基より多くスライドしたり、tRNAが3個存在している画像などもやや不正確と思う。制作費の都合などを考慮すると、CGについてはこれが限界かとも思うし、目的を考えると達成度は高いとは思う。一方、メイキングなどは本来の目的にそっているとは思えず不要と感じた。

以上考慮して星4つの評価。DNA入門という意味では相当レベルが高いと思うし、すでに理解している者が再確認するにも有用である。
映像ではないと分からないことが理解できる ★★★☆☆
DNAの複製でラッギング鎖の複製
減数分裂での組み換えの詳細など
紙媒体では何度読んでもしっくりと
理解できなかったことが
分かった気になれる。

ただし、映像は
NHKの人体2と同じシェーディングを
使いまわしており、星3つ
徹底してビジュアル、子供と一緒に「すごい」を連発。見事です ★★★★★
小さいDVDが3枚ついています。お勧めです。大変わかりやすいです。なにしろ動いている。DNAのコピーの様子とか大変詳細に映像で仕上がっていて驚きます。まずは、雑誌Newtonの遺伝子特集の絵が動画になって、音声解説付きでていねいに説明されているイメージで考えていただくと良いと思いますが、扱っている内容はかなり詳しいと思います。引き込まれます。動画で説明してあるところで重要なところは、本文でも同じ写真と解説つきで載っているので、そちらでもじっくり確認できます。

11歳の子供と、「すごい」「こうなってるんだ」を連発しながら見ました。DNAのいとなみの精緻さに感動を覚えました。何度も繰り返し見ています。見事です。
圧倒的なDVD映像 ★★★★★
 予想以上のDVDの映像表現でした。完全に高校の「生物II」はもとより大学の生物学の講義の分子遺伝学のレベルを超えています。
 複製・転写・翻訳におけるDNAやRNA、リボソーム、酵素タンパク質の動きや働きを見てしばし唖然としました。
 細胞のなかでダイナミックに分子が動いていることに改めて驚かされます。