なんと言っても、AVの素晴らしさは「親しみやすい」ところ。

ヴァンパイアという設定とか、ダークエレクトロ的なゴスっぽいところとか、
油断しているとアリカ様よろしく「エキゾチカ様」とか呼ばれちゃいそうな感じである。
一見、そんな崇高な雰囲気のユニットに思えるが、実際聴いてみると･･･。

エキゾチカさんとか、チカちゃんとか、ゾチカ嬢とか、
なんだかんだ結局「様」付けで呼ばれない雰囲気が心地いい。

レイブマン氏の極めてレベルの高い音遊び、言葉遊び。

かなり高いレベルのエレクトロなのに、
歌謡曲風のアレンジをするから親しみやすいし、おもしろい。

「エレクトロ歌謡」ではなく、「歌謡エレクトロ」であるところがポイントです。

アリプロと比較するとしたら･･･、
アリプロが「お城」だとしたら、AVは「観光地のスナック」です。

ライブ定番曲も収録されているので、まず買ってみるがよいと思います。

宝野アリカ様が絶賛していたとのことだったので、

聴いてみました。

結果、

これは一発で惚れました！！

先ず、聴き取り易い歌詞。あっという間にAural Vampire　ワールドに引きずり込まれます！！可愛らしくも、恐ろしい歌詞が心を鷲掴みにします。

歌詞だけでなく、一度聴いたら忘れられない曲調もさることながら心臓の奥にまで響きます。

難しいことは、あまり言うことは出来ませんが、

他のアーティストには絶対にない、「音楽の良さ」があります。

ゴシックやヴァンパイアがお好きな方に、是非聞いて欲しいと思います。

独特で異質な、彼女らの世界は

二度と戻ってこられないかも痴れない…そんな雰囲気に彩られています。