本当のところ、TSUNAMIの英語バ-ジョンのために買いました。ところが、他の曲のどれも、メロディ－ラインもコ-ラスもよくて、全曲とても完成度が高くて、舞い上がった私は彼らのBLUE　NOTEでのBOB MARLEYトリビュ－トコンサ－トに出かけて行ってしまい、握手してサインまでもらっちゃいました。レゲエって、その基本にWe are brothers and sisters.って空気があるから、そのあったかい空気と気持ちよく冷たい海をいっしょに感じる音を届けてもらえるなんて、すごいぜいたく、と思う。ひとつの木管楽器のように音楽にとけこんでいるヴォ－カルが一番語っているのはIn the streetsかな。TSUNAMIでも本当に楽器のように感じられるけれど。GREEN LIGHTのDJもク-ル（かっこいい！）だし、スペイン語で歌われている、COSAS NATURALESも雰囲気たっぷり。タイトルのCOOL BREEZEはレゲエのジャンルを超えて、印象的なベ-スラインはジャズっぽい。発売の夏を過ぎても、いつの季節でも聴きたいCDです。

「Baby, I Love Your Way」以来の、BIG MOUNTAINファンです。

１作ごとにいわゆる「レゲェ」というジャンルを越え、メロディーラインが綺麗な作品が増えてきています。 本作もこれまでの流れに漏れず、前作以上にメロディアスな曲が多いですね。

サザンのカバーや、名曲「イパネマの娘」のカバーなどでも、BIG MOUNTAINらしく仕上がっています。

真夏というよりちょっと夏が過ぎゆくようなこれからの季節にぴったりの雰囲気です。