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海馬が耳から駆けてゆく〈5〉 (新書館ウィングス文庫)

価格: ¥651
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新書館
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思わず… ★★★★☆
 南野ましろ先生のイラストに惹かれて,本屋の新刊書棚で思わず手に取ってしまいました.
 何気なく立読みしていたら,某先生の誕生会の話で,笑い声を漏らさないように努力して,腹が引きつれて痛い思いをしました.これから読もうと考えていらっしゃる方は,お持ち帰りして自室に籠りましょう.
 個人的には著者の愛猫の話に泣かされました.今年の夏,同様の喪失体験をしたので,涙が自然とこぼれました.
 星4つなのは,私もイカズゴケーズなので,身に覚えのある描写が刺さったからです.楽しく読ませて頂いたのにすみません.
 
相変わらず面白い ★★★★☆
この著者のエッセイはどれも面白いのですが、やはりこの「海馬」が最高だと思います。色々なトラブルを呼ぶ体質の人らしく、あんまり経験したくないような出来事にもめぐりあってしまうのですね。でもこういう人はきっと実はそれと同じくらい、いい事嬉しい事にも出会っているんじゃないかなと思いました。この巻は友人の月夜野亮さんのとんでもないバースデーパーティの様子が克明に書かれています。もちろん著者が幹事です。
ほんとにとんでもない・・・