五島プラネタリウムを知る人、そこに淡く素敵な思い出を持つ人なら始めの数ページを読むだけで泣いてしまうかもしれない。(事実、読むたびに泣いてしまうみっともないワタシ^^;)
プラネタリウムという機械のしくみをあますところなく説明しながら叙情的に、そして優しくせつなくまとめている瀬名氏の手腕には脱帽。読んだ後に、プラネタリウムに行きたくなる。もしくは夜なら、ふと夜空を見上げてしまいたくなる!本!!です。