私、料理音痴です。というか、実家住まいで母が作る（父も作る）ので、私の出番なし。そのため、カレーと肉じゃがしかまともなものが作れない。で、これに頼ってみました。彼が「ナイスメニュー。気に入った。美味しい」と言ってくれました！といっても、私は材料を用意し、手順を言っただけで、実際には彼が作りました・・・・。私的には、確かに美味しいけど、そんなに感動するほどのものじゃないと思ってました。けど彼は美味しい美味しいとガツガツ食べてました。またチャレンジしてみます！てか、今度はちゃんと自分で作ってみます。

大竹さんというと、コワモテで直言的なコメントを発する方というイメージがあると思います。その方と料理、はたして本当にこの取り合わせはあっているのか？
最初、この本を購入するときにふっと頭をよぎった事でした。
しかし・・・。
！
！！
！！！
おいしいじゃぁ〜ないですか！！！！
しかも、調理の仕方も簡単なものが多いです。
そして、もっともお勧めなのが、「いつでもトマト」。
簡単なのですが、これがまたおいしかったりします。

料理一品ごとに見開きのページでわかりやすく調理の仕方が解説してあり（もちろん、写真入）、しかも、大竹さんがいろいろなコスプレ？にチャレンジした写真がちりばめられており、その上、コラムまで掲載されています。（結構、楽しいコラムですよ。）
大竹さんの意外な一面を垣間見ることができた料理の本でした。

料理本はこれまでいろいろと買ってきましたが、この本は群を抜いていいです。
「味は足しすぎず、素材を大事に」ってことを基本に、お酒といっしょに食べたいおいしい料理が掲載されています。さっそく、「豚肉のかりかり揚げ」を実践してみましたが、分かりやすく書いてあるので簡単にできました（手間はかかりましたが）。おおたけまことさんの料理や素材、食べさせる相手への愛情なんかも伝わってきます。シティボーイズ、すごいです。

一般的な家庭料理が中心ですが、特に味付けなどは、大人の味に仕上がっており、今まで作っていた料理も、また一段と美味しくなりました。　ただ、ちょっと内容の割には値段が高い気もしますが、定番メニューもコレで一味、変わります！